2001.10.28 東京11R 芝・左2000m 主力対等 |
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| 枠番 | 馬番 | Mr.X | 田端 | 木田川 | 赤穂 | 羽場 | 本紙 | 重量騎手 | 馬 名 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | … | △ | ▲ | … | … | … | 58横山典 | ロサード |
| 2 | 2 | ○ | ○ | … | △ | … | ○ | 58安田康 | メイショウドトウ |
| 3 | 3 | … | … | … | … | … | … | 58江田照 | トーホウドリーム |
| 4 | 4 | ▲ | ◎ | ○ | ▲ | … | ▲ | 58武豊 | ステイゴールド |
| 5 | … | … | … | … | … | … | 58吉田 | サイレントハンター | |
| 5 | 6 | ◎ | × | … | × | … | ◎ | 58和田 | テイエムオペラオー |
| 7 | … | … | △ | … | … | … | 58飯田 | メイショウオウドウ | |
| 6 | 8 | … | … | … | … | … | … | 58河内 | イブキガバメント |
| 9 | … | … | … | … | … | … | 58田中勝 | サイレントセイバー | |
| 7 | 10 | × | ▲ | ◎ | ○ | … | … | 58四位 | アグネスデジタル |
| 11 | … | … | × | … | … | … | 58柴田善 | ダイワテキサス | |
| 8 | 12 | … | … | … | ◎ | … | … | 58蛯名 | ジョウテンブレーヴ |
| 13 | △ | … | … | … | … | △ | 58岡部 | トレジャー | |
<本紙の見解> いよいよラストランとなるSハンター(鈴鹿ハンターではない)が思い切って飛ばし、例によって淀みのないペースになりそう。菊花賞ショックを引きずりがちだが、実力・実績通りの結果に終わる公算大。やっとオペラオー・ドトウラインにつけ入る隙が出来た!と勇んで穴馬探しを始めた皆様、素直に買いましょう。
◎テイエムオペラオー さすがに王者にも陰りが見えてきた。とはいえ多少のズブさはカバーされるコースだし、落ち着いた頭数なので差し脚不発に終わることはないだろう。多分実力以下の人気になるので、お買い得。
○メイショウドトウ 府中2000mならTMより確実。また、スプリンターズS、秋華賞と続けて「春以来のブッツケ馬」が優勝。今秋のトレンドなのかもしれない。なのに評価を下げたのは、ジンクスのせい。宝塚記念が初GTタイトルだった馬は、なぜかその後ロクに活躍していないから。
▲ステイゴールド ハイペースでこその馬が、いつの間にかスローペースでも差しきれるようになった。レースを覚えさせたユタカのおかげか。上積みを見込める年齢ではないが、GT奪取には最後のチャンス。
△トレジャー 今にして思えば、時計がオールカマーより断然速かった(気づかなかった……)セントライト記念はレベルが高かった。やはり現3才は強いのか。ならば、安田記念のブレイクタイム・NHKMCのGエイコウオーのように、離れた2番手から最内をノーマークでスイスイ……というシーンもあり得る。
自信の無印アグネスデジタル 春先はおそらく「さーて今年はGTいくつ勝っちゃおかな?」と左団扇だった渡辺オーナー。秋になると「チャンスが少しでもあるならどんどん使え!」と一転、金の亡者に。どうも陣営に気合いが感じられない。府中芝への適性にも疑問が残る。
自信の無印ロサード 割と不器用なので、好走パターン……@直線平坦A1800mB平均ペース以下C斤量57s以下……の内3つ以上が用意されていないと、脆い。京阪杯でのハンデを軽くしてもらう意味でも、ここは惨敗しておかないと。
三重が誇る制服プレイ大好きおやぢ純文学作家(自称)・阿古宇やっちの
連載競馬純文学 ラ ヴ
第十二章 殺 意 −2−
妻はあれ以来、特にあの話題にはふれないようにしているのか何も言ってこない。オレは内心
びくびしているが平静を装っている。いつも何かと近所のことや実家に帰った話をしてくる妻が最近は妙に大人しい。平穏な毎日が過ぎてゆく。あの日以来、彼女とは連絡をとっていない。会社では顔を会わすが仕事上の話以外は一切していない。むこうも淡々としている。やっぱり、可愛げのない女だ。ここのところ彼女に対する感情が一気に冷え切っていくのを感じる。
夜中に突然目が覚めた。身体を起こそうとして横を見ると妻がベッドサイドに立っていた。向こう向きになっているのでよく見えないが、手に何かもっている。いきなりこちらに振り返った。慌てて目を閉じたが、ケイタイをもっているのははっきりとわかった。それも、明らかにオレのだ。しばらく目を閉じたまま寝返りを打つふりをして反対方向に身をよじった。しばらくすると、妻がそっとベッドへ入ってきた。
翌朝、昨夜のことを思い返してみるが、現実なのか夢だったのかはっきりとしない。そんな光景を見たような気もするが、細部については記憶が薄れている。妻の顔色や行動には何の変化もない。着信履歴は常に削除するようにはしているが、記憶を辿っても消し忘れはないはずだ。
通勤途中、彼女からメールが入ってきた。夕方、いつもの喫茶店で顔を会わせた。意外にも元気がなく沈んでいる。顔色が青ざめて見える。普段なら彼女のほうからしゃべってくるが、沈黙したままだ。
「あなた、私と別れるつもりね。」
重たい口を開いて、彼女が言った。
「奥さんに会って、私たちのこと全部喋ってやるわ。」
いつもの彼女ではない。目が憎悪に満ちている。なんだか人格が変わってしまったようだ。とにかく彼女を説得して、別れるつもりはないというが、納得しているようではなかった。身の危険を感じたのとその場から逃げ出したい一心で、彼女を残したまま、オレは喫茶店を出て家路についた。
「今日、変なメールが届いたのよ。そう、パソコンのメールよ。ちょっと見てみてよ。」
家に着くといきなり妻が言った。
−−ジョウテンブレーブ、ロサード、アグネスデジタル、メイショウドトウ、オペラオーは外しなさい。必ず買うこと。これは不幸を呼ぶ予想だ。
<つづく?>