ギャラリー

子供の頃から模型製作が好きで、プラキットはそれこそ嫌になるほど作ってましたが、ある日本屋で偶然立ち読みしたのがかの有名な「モデルカーレーサーズ」。以来すっかり43にはまりまして、かなりの台数を作ったんですが、今手元に残っているものの中から皆様に何とかお見せできるレベルのものをピックアップしました。



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Brabham BT50 (TAMEO)
 ハコ車に続いてフォーミュラのリハビリとして製作しました。とりあえずライトなキットとしてタメオのローコストキット、「コスト・ポコ」を選びました。マシンは82年のブラバムBT50、凶暴なターボパワーをドライバーがテクニックで捻じ伏せて走ってた時代であります。名手ネルソン・ピケと青白のブラバムは外せないコレクションであります。
Mercedes CLK-GTR (BBR)
 リハビリ2作目として製作しました。ギャラリーにアップするにはまだ恥ずかしい仕上がりであります。今回はデカール貼りの練習ということでチョイス致しましたが、なかなか恰好良い車であります。キットに入っていたエンジンパーツは諸々パーツを作って追加し、オマケとしてセットしております。
Ferrari F10 (TAMEO)
 実車に関しては特に思い入れはありませんが、サクッと作れそうなのでチョイス致しました。タメオの定番キットなので大きな追加工作も無し、素組みであります。ちょっと見た目が寂しいので遂にフェラーリを去ってしまったアロンソのパネルを追加してメモリアルな感じに致しました。
Ferrari F1/87 (TAMEO)
 鈴鹿に初めてF1がやってきた1987年、大方の観客がホンダターボを搭載するウィリアムズやロータスの活躍を期待する中、ポールトゥフィニッシュで久し振りにフェラーリに優勝をもたらしたマシンであります。キットはタメオのリバイバル版、申し分ないパーツ構成の優秀キットです。いくらか手を入れてはおりますが、ほぼ素組みレベルであります。
Gordini T23S (Renaissance)
 ゴルディーニといいますとルノーやアルピーヌのエンジンチューナーとして有名ですし、現在でもルノーのホットモデルには名前が付いておりますが、この車はそのゴルディーニがコンストラクター時代に製作しましたスポーツカーであります。キットはルネサンス、割と地味なパーツ構成でしたので内装にアルミを貼ったりして見栄えをよくしたつもりです。
Ferrari 375MM (ESPRIT43)
 エスプリ43の375MMです。元々のキットの状態も素晴らしいんですが、今回は前後バンパーとその他小物少々を作り直し、タイヤとホイールは交換いたしました。パーツ点数はそれほど多くないのでササッと作ればすぐに完成しそうなもんですがノロノロしてたら結構かかってしまいました。組み立て式のグリルは特にグッド。
Lola T89/00(TAMEO)
 インディカーのグレートドライバー、ボビー・レイホールが現役時代終盤にドライブしたローラT89です。キットはラクーンさんのセコハンで入手したタメオインディシリーズのもの。F1とは一味違うワイドなボディーに長いリヤオーバーハングは独特の格好良さがあります。ハボリンカラーとかクェーカーステートカラーとか、この頃のインディカーには格好良いカラーリングが多いですね。
Lotus 97T (Model Factory HIRO)
 ロータス時代のセナが「最もクイックなハンドリング」と気に入っていた97Tです。このマシン、圧倒的にポルトガル仕様が人気ですが、私はスリック、ウィングレット無しが好きですので2勝目を挙げたベルギー仕様にしました。初めてヒロの43キットを作りましたが、パーツのディティールは申し分ありませんので少しディティールアップしてやれば格好良い97Tが完成いたします。写真を撮ってからテールランプを付けるのを忘れてたことに気付きましたがそこはご愛嬌であります(^^)
Arrows A3(Marsh Models)
 80年代の愛すべきB級マシン、アロウズA3です。珍しくマーシュがリリースしたF1マシンのキットですが、パーツの精度やディティールはタメオと比較しても決して劣りません。ここら辺のマシンはタメオのラインナップでも「穴」になっておりますのでもっとモデルアップされると嬉しいですな。何ヶ所かは追加工作でディティールアップしております。
Ford Escort WRC 97 (Racing43)
 今年のWs43さんの企画、「レーシング43を作ろう」に参加させて頂くために製作しました。レーシング43のキットはキャストが少し悪かったりシャシパーツがゴソゴソだったりすることが多いですが、このキットは比較的キレイで良かったですし、デカールもすごく貼りやすいものでした。マシンは97年のヨーロッパラリー選手権、ポーランドラリー出場車です。
Lotus E20 (TAMEO)
 連休恒例となりつつある「タメオ一気作り」で作りました。毎度のことながら時間に限りがありますのでディティールアップはタメオレギュラーコースのみ、所々恥ずかしい仕上がりになっておりますが完成したのでまぁヨシ。デカールに何ヶ所かタメオチョンボもありますが完成してしまえばさほど気になりません。F1史上最大の格好悪さを誇る2012マシンですが、このロータスはカラーリングが模型映えしてなかなか良いですね。
Ferrari 126CK (TAMEO 1/64)
 タメオの1/64スケール第2弾、126CKです。先回のマクラーレンMP4/4ではタイヤを作り直した以外はほぼ素組みでしたが、今回は1/43スケールと同様のディティールアップを施しました。各パーツが小っちゃいので大変ですが、その分精密感は最高です。ジル・ビルヌーヴ没後30年ということもありまして、今回はミュージアム風にジルの紹介パネルをあしらってみました。
Ford Focus RS WRC(Provence Miniatures)
 プロバンスミニチュアのキットの箱はデカくてストック棚で少々邪魔になるので作ることにしました。ということですので、全くの素組みではありますが、せっかくなので買ったまま使っていなかったフィニッシャーズのウレタンクリアを使ったり、汚し塗装をしてみたりと色々実験してみました。汚し塗装は好き嫌いの分かれるところではあると思いますが、まぁ何とかそれらしくなったような気もします。
Lamborghini Miura P400 (Le Phoenix)
 実車に関してはもう何も説明のいらない名車でありますが、今回は人気のあるSVやイオタとは違いまして、最も初期型のP400であります。SV等を見慣れておりますと少しおとなしい感じに見えるかもしれませんが、ガンディーニオリジナルのこちらもなかなかエレガントで良いです。インテリアやボディー周りの細かいパーツを少し作り直したくらいでほぼ素組みのレベルです。
Mercedes W01(TAMEO)
 昨年の夏休みにもやりました「連休一気作り」の作品です。箱を開けてから6日で完成いたしました。時間に限りがありますのでタメオレギュラーコース以外の処理はしておりませんが、手間のかからないミラー、ベルト、カウルファスナ、エアバルブのみ追加工作しております。F1には珍しいマットな仕上げも新鮮ですな。
Alfa Romeo 8C ZAGATO Spyder (Model WFactory)
 Ws43さんの企画「アルファを作ろう」の課題として作りました。モデルWファクトリーのキットは初めて作りましたが、パーツ構成もシンプルですしキャストも良好、なかなか良いキットです。工作はスジ彫りを直したりインテリアのパーツをいくつか作って追加したりしておりますが、大した追加工作は行っておりません。エンジンフード上のメッキモールとラジエターグリルがいかにもザガートぽくって格好良いです。
McLaren F1 GTR(Renaissance)
 以前からこのハロッズカラーのF1GTRは作りたかったんですが残念ながら既にオートバーンのキットは絶版、このルネサンスのキットを買おうかと考えていたところラクーンさんでセコハン品を発見して購入いたしました。デカールがバリバリに割れてしまって一時はどうなることかと思いましたがラクーンさんでオートバーンのデカールとホイールをゲット、何とか完成しました。最後は集中力を無くしてやっつけ仕上げでアラだらけのお恥ずかしい完成度であります…。
Ferrari 250GT Spyder California(MR Collection)
 少しフォーミュラが続きましたのでハコ車で息抜きすることにいたしまして作りました。ハードトップを装着した250GTカリフォルニアです。MRコレクションのキットはエッチングパーツも充実してますので素組みで充分なんですが、どうしても気になるパーツのみ手を入れております。あちこちアラが見えますが息抜きなのでまぁヨシとしております。
Wolf WR1(SRC)
 動画サイトで70年代F1の映像を見てたらムラムラきまして作りました。キットはSRCですのでエッチングパーツは殆ど無し、ディティールアップし出すとキリがありませんので極力キットのパーツを生かしながらどうしても気になる部分のみパーツを作り直したりアフターパーツを使ったりしております。SRCのキットは作り手によって個性が出るキットですので工作が楽しいですな。
Tyrrell 011(TAMEO)
 M・アルボレートといいますとフェラーリの印象が強いかもしれませんが、コイツはそのアルボレートの初優勝マシン、ティレル011であります。キットはタメオですのでいつもどおり定番の追加工作以外はしておりません。平面が多いので研ぎ出しが大変でしたが、あまり作例も見ないこともあって新鮮な印象であります。
JAGUAR 240 (SMTS)
 正統派英国サルーン、MkT・MkUの最後期の生産型、240であります。キットはSMTSのメタル、プロポーションには問題ありませんが、細かいディティール部品の出来がイマイチでしたので前後バンパーやヘッドランプ、ステアリング等々、外装パーツを中心に細かいパーツはほぼすべて作り直しまたは手持ちのパーツと置き換えております。今回はスズ素材を使用してパーツを作りましたが、加工のしやすさやハンダ付けが出来る事など、メリットの多い素材ですので今後も重宝しそうであります。
Penske PC6 (Formula Models)
 近代インディカーをレジンでリリースしておりましたフォーミュラモデルスが久し振りに発売したキットです。今回はメタルキット、しかもF1のPC4や同じインディの78年モデルもラインナップしております。私はどうしてもDFXエンジンを作りたかったのでPC6に致しました。仕様は79年インディウィナー、リック・メアーズ車であります。パーツ構成や精度は現代キットとして充分及第点でありますが、エンジンや足回り、コクピットのパーツはいくつか作り直しております。
Maserati MC12 (BBR)
 ちょっと久しく息抜きの素組み製作用に選びました。あまり人気の無いキットのようですが、アバンギャルドなカラーリングが恰好良いマシンであります。BBRのキットは精度も抜群、バリも少ないので随分楽でした。平板外貼り式のフロントウィンドゥが浮き上がってしまうのが嫌で、そこだけは段を作って埋め込むように貼り付けましたがその他はまったくの素組みであります。
Lotus 99T (TAMEO)
 またしてもタメオの2ケタであります。今回はZモデルさんのディティールアップパーツを組み込みましたが、サスアームを差し込み式にしたり、コクピット周りのパーツを作り直したりとチョコチョコ手を加えております。自分的に拘りたいところは手を加えて、省略しても気にならないところはサラッとスルーしておりますので少々ディティールに甘いところもありますが無事完成しまして満足しております。写真を撮ってからミラーが曲がってることの気が付いて後から直したりしてます(恥)。
Jaguar XJR7 IMSA (Provence Moulage)
 リンクさせて頂いているWs43さんの「ジャガーを作ろう」企画に乗っけさせて頂いて製作しました。かなり昔に購入したキットなんですが、レジンも重量感のある硬質なもの、エッジもシャープで良いキットです。細かい部分のディティール再現はこの頃の標準レベルでしたので、少し作り直したりパーツを追加したりしております。デカールがとにかく固くなってまして貼るのに四苦八苦しましたが、完成してみますとこの頃のグループC・GTPカーの格好良さを再認識致しました。
Williams FW08 (TAMEO)
 2011年最初の完成はこれ、タメオのウィリアムズFW08であります。ハコ車がいくつか続きましたのでチョイス致しましたが、非常によく出来たキットでストレスを感じることなく組むことが出来ました。特に大きな追加工作はせず、タメオの定番ディティールアップに留めております。ちょっとスクリーンの色が薄すぎたようでありますが、私の大好きなケケ・ロズベルグが最もケケらしいドライビングを披露したこのマシン、やっぱり格好良いです。
Porsche 917LH (Marsh Models)
 マーシュのメタルキットです。プロポーションも良く、重量感もたっぷりの良いキットですが、デカールは完全にお陀仏でしたのでプロヴァンスのものやら手持ちのものから引っ張ってきました。細かいディティール部品はかなり作り直しておりますが、良い資料が無くて結構苦労致しました。現行のマーシュはボディがレジンですが、今一度この頃みたいにメタルに戻って欲しいもんです。
Ferrari 275GTB/4 NART Spyder (TAMEO)
 前に作った166MMが意外に面白かったので手を付けました。内外装の小物パーツやらウィンドゥモール、ヘッドランプリムなど、気が付いたらかなりのパーツを作り直しております。実車は有名な車ですが、濃いブルーメタリックの個体があちこちのイベントに出没しておりまして、今回はこれを真似て作ってみました。キットは古いですがプロポーションは悪くありませんので、結構格好良くてお気に入りであります。
Lamborghini Miura P400SV(MR Collection)
 クーパーと並行して製作しました。かつてフルディテール完成品として発売されていたもののラクーンオートさん特注キットです。まったくの素組みで組みましたが、足回りのパーツの合わせなど、なかなかの強敵でありました。キットにはプロポーションキットのインストのみ付属しますが、何とか組み立ては出来ます。サラッと作ってしまったもんですからチリが合ってなくてお恥ずかしいですが、キットの精度は良いので慎重に作ればきちんと仕上がるはずであります。
Cooper T53 Climax(SMTS)
 実車はとても有名なわりに、意外と43では作例を見かけませんので作ってみました。地味なデザインの中に無骨なメカニズムのコントラストが楽しめるように、サスペンション廻りやコクピット内のパーツはほぼ作り直しました。完成してみますと意外と新鮮な印象がありまして、お気に入りの1台になりました。
Ferrari 166MM Berlinetta(TAMEO)
 タメオの2ケタキットであります。意外にプロポーションがいいので作り始めましたが何せパーツのフォーマットが20年前のスタンダードでありまして、ボディ・シート・シャシと一部のエッチング以外はほぼ作り直しまたはアフターパーツに交換しました。しかし完成してみますと古き良き時代のエレガントなグランドツーリングベルリネッタ、最高に格好良しであります。
McLaren MP4/23 Brazil 2008 (TAMEO Conversion)
 諸々の事情によりまして製作いたしました。ベースはモナコ仕様のキットを使用いたしましたが、ウィングやら各部のフィンやら予想以上に手間がかかりました。完成してみますとチョコチョコ出来に納得できない部分もありますが、まぁ良しとしましょう。ハミルトンは初優勝・初タイトルともキットがリリースされておりませんので、ファンの方にはちと寂しいところでありましょう。
McLaren MP4/4 (TAMEO 1/64)
 タメオが新たに始めました新シリーズ、1/64スケールキットです。どんなもんかと興味津々で製作しましたが、ちっちゃいからといって決して楽なわけではなく、手間としては43と同じでありました。同スケールのダイキャストミニカーとは比較にならないディティールで、今後の展開が楽しみであります。小さすぎてそのままケースに固定すると何やら寂しい感じがしましたので、ヘルメットをあしらってオブジェ風にしてみました。ちょっとメットがデカすぎるか…。
Jaguar D‐Type (SMTS)
 実車についてはもはや何も言うことは無いと思われるジャガーDタイプ・ロングノーズ。クルマは1955年のル・マン、M・ホーソーン I.ビューブ組であります。SMTSのメタルキットですがパーツの精度も良く、重量感もたっぷりで良いキットです。ちょこちょこ手を加えて実車のリアル感を再現したつもりですが、濃い色のクルマは仕上げに神経使います。
Ferrari 312B (TAMEO)
 前作から時代は更に10年ほどさかのぼりまして、1970年の選手権を争ったマシン、フェラーリ312Bであります。カーボンパーツだらけの現代マシンには無い、「闘う鉄のマシーン」を感じさせる車です。工作の方はセピア色になった当時の写真を見ているような雰囲気にしたかったので、全体的に彩度を落とした塗装とし、ディティールアップはパイピングの追加などに加えて薄い鉄板で出来たボディーを再現すべくエッジ部分に手を加えました。
McLAREN MP4/23 (TAMEO)
 新モノ続きであります。キットはレインタイヤが付属してますが、F2008と同じ問題がありますのでレースのファイナルスティント時のドライタイヤで作りました。ディティールはちょっと抜いたりチタンのエキゾーストやらミラーやら何やら一通り手を加えましたがこの車の最大の見所は塗装でありましょう。今回は実車用のものを使いまして再現してみましたが、とにかく下地処理は大変だわ修正は効かないわでホントに大変な塗装であります。疲れました…。
Ferrari F2008 (TAMEO)
 チョイと古めの車が続きましたので最新フォーミュラを作る事に致しました。で、選んだのがコイツであります。私はレスダウンフォースの車が好きですのでイタリアに致しましたがレインタイヤのパターンが右側しかなかったり、歪んでると思ったリヤウィングのメインエレメントの形状が実は正解だったりと何かと「左右対称」で悩ませられる結果に。工作は華奢で繊細な感じにしたかったので各部の開口や薄板加工と、カウルファスナーの追加やチタンでエキゾーストを作ったり、といったところです。鬼門のボディカラーは実車用の塗料で再現してみました。