2010年 作業日誌

                                                        
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10.  1. 1.

 明けましておめでとうございます。本年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。



10.  1. 8. 〜10.

 年末に森の中を大掃除してあれほどきれいに片付いていたにも関わらず、新年早々の大風と雪で、大量の枯葉や枝が足の踏み場もないほど路面を覆ってしまい ま した。歩きにくいだけではなく、今の時期は空気が乾燥していて防火上良くないので、数日掛けてやっと片付けました。明日から再び土嚢作りに戻ります。

 
作ったばかりで空だった落ち葉かごがもう一杯に。
 
きれいに片付いた路面。



10.  1.  20.

 土嚢作りが終了しました。大変疲れましたが、次の工程に向けて一歩前進です。

 
約400個作りました。(左) 
土嚢を作る過程でふるい分けた大小の石。様々な用途に使えて重宝します。(右)

10.  1.  21 〜 25.

 次の工程に向けて、遊歩道の基礎となる土嚢積みを開始しました。これから小さな谷に向けてカーブしてゆくように道をつけてゆきます。水の流れを堰き止め てし まわないように、一部の基礎を石積みにしようと準備しています。


土嚢作りで余った土を丸太組み用土の集積場へ運びました。(左)
遊歩道の先端部に向けて土嚢を運びます。(右)

     一段目が出来上がりました。    太い木は枯れないように周りを石で覆います。



10.  1.  28. 29.

 この場所は普段は乾いているのですが、雨が降ると沢に向かって小さな流れが出来ます。ここに土嚢を積み上げて遊歩道の基礎を作ると、流れが堰き止められ て地盤がゆるくなってしまい、のちのち崩壊したりなどの障害が起こる可能性があります。手間が掛かりますが、この場所だけ水が流れやすいように岩を積み上 げて基礎を作ってゆきます。

10.  1. 30.

 前日に引き続き石の積み上げ作業を実施しました。一番下には大型の岩を設置し、高くなるにしたがってより小型のものを積んでゆきます。岩の隙間にはこぶ し大の石を詰めてゆきます。この場所は3方向が急な斜面で囲まれた地形なので、岩が安定しやすく順調に作業が進んでゆきました。今日は午前中に寺田さんが 参加して下さいました。重い岩に四苦八苦しつつも、楽しく作業が進みました。

キャリヤーで間近まで運搬した岩を、手で一つ一つ運んでゆきます。

この場所はもともと沢なので、キャリヤーを何度も乗り入れるとすぐにぬかるみになってしまいます。(左)
あとすこしで完成です。出来上がったらこちら側から土嚢を積み上げて基礎を連結させます。(右)



10.  .2.  2. 〜 3.

 石積みの基礎が完成しました。次の工程では、既存の遊歩道から石積みまで土嚢を積んで、基礎をつなげる作業に取り掛かります。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
この子は作業中ずっとそばにいて、私の動きを観察しています。

10.  2.  4.

 寒い中で重たい石をいくつも運ぶ作業がこたえたのか、今日は一日中朦朧としていました。赤身の牛肉を買ってきて作業小屋で焼いて食べたら大分元気になり ました。

10.  2  5. 〜 6.

 土嚢を積んで遊歩道の基礎を作る作業を実施しました。今日は時おり雪が吹き付ける中での作業になりました。こんな寒い日には、作業を始める前に軽くラン ニングをすると体が温まって楽になります。

前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
キャリヤーで土を運んで上から降ろし、スコップでならします。
土嚢の上面まで土を入れたら、また新たに土嚢を積んでゆきます。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
雪のおかげで、心なしかいつもより空気がおいしく感じられました。

土嚢を3段積みました。もう少しで先日作った石積み基礎と同じ高さになります。



10.  2.  10.

 落語家の林家染弥(そめや)さんが、三重テレビ「とってもワクドキ!」の撮影のためお越しになりました。遊歩道を散策したあと約2時間にわたって、当会 代表とともに作業を体験しながらレポートされました。落ち葉集めや遊歩道の基礎構築など、慣れない作業に泥まみれになりながら取り組んでおられる姿に感服 しました。撮影終了後は、京都での高座に出演するため汗を拭くのもそこそこにお帰りになりました。当日の模様は2月17日(水)午後6時から、三重テレビ 「とってもワクドキ!」内にて紹介されます。

前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
林家染弥さん(左)と当会代表。
(画像は林家染弥さんブログより転載させて頂きました。)

林家染弥は今夜もHAPPY 落語家 林家染弥のダイアリー
http://yaplog.jp/sam1222/

10.  2. 16.〜 18.

 先日の長雨のため地面がぬかるんでいるので、遊歩道の基礎の工事は行わず、水溜りができてしまった作業小屋前の車道の補修や、月末に予定されている行事 のための資材作りなどを実施しました。


竹を伐採して、落ち葉かご用の割り竹を沢山作りました。
月末には約20名の皆さんがこれらを活用して林内清掃活動に取り組んで下さいます。

10.  2. 19.

 雨で沈んでしまった基礎に土を追加する作業と、明日実施予定の仕上げ作業のために土嚢や岩を現場まで運搬する作業を実施しました。


キャリヤーに3杯分(約2トン)の土を追加しました。  石組みに追加するための大小の岩

10.  2.  20.

 遊歩道の基礎部分が完成しました。次の工程からは、必要に応じて基礎の微調整をしつつ、丸太と土を遊歩道の路面まで組み上げて道のりを作る作業に取り掛 かります。


午前中は寺田さんが手伝いに来て下さいました。

最後の土嚢を積み、土をならし終えました。
遊歩道をつけるために少し樹木を伐採したので、夕陽がかすかに入るようになりました。



10.  2.  27.

 キャリヤーの足回りの補修を行いました。作業に際しては、「メカクリニック輪」福嶋社長様においで頂き、前日の雨でぬかるみ足元が悪いなか、丁寧に溶接 をして頂きました。
 

昨年 金属疲労のため外れてボルトで連結したクローラ台座を、丁寧に溶接し強化しています。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
ゴムクローラを新品に取り替え、より快適に稼動できるようになりました。

このたび交換したゴムクローラ購入費および補修費は
株式会社ラッシュジャパン「ラッシュ チャリティバンク」助成金を活用させて頂きました。

10.  2.  28.

 日本トランスシティ株式会社 有志「Trancy School」の皆様方18名が林内清掃作業に取り組まれました。皆さんは2ヶ月に1度の割合で、人間性を高め教養を深める活動(講 師を招いての勉強会,ボランティア活動,座禅 など)に取り組んでおられますが、2月の活動フィールドとして加佐登神社 鎮守の森へお越しになりました。前日夜半から朝まで降り続いた雨のため、足元が悪い中での作業になりましたが、大変明るく楽しい雰囲気で過ごされ、1日の 最後には本日の作業の意味を振り返るディスカッションにも取り組んでおられました。このたびは誠にありがとうございました。いつかまたご一緒できる日を心 から楽しみにしております。また、今回の行事の開催に際しまして、駐車場・会議室をご提供くださり、温かいお心遣いを頂いた加佐登神社 鈴本宮司様にも心からお礼を申し上げます。


地面に 木の杭をサークル状に打ち込み、割り竹を編んでかごを作ります。

事前にマニュアルをお渡ししておいたとはいえ、あまりの手際の良さに驚きました。

重く湿った落ち葉もなんのその、賑やかに元気良く作業が進みます。

森の中がぐんぐんきれいになり始めました。天候も回復し爽やかな風が吹いています。

この場所は遊歩道から少し外れた場所にあるため、手が回らず清掃作業を実施できずにいました。
このたび皆様方のご協力のおかげで大変きれいに片付き、爽やかな森の風景が広がりました。
心から感謝のお礼を申し上げます。



10.  3.  6.

 毎日雨つづきで、なかなか遊歩道の構築作業に取り掛かれません。長雨が続くと地盤が緩んで太い枯れ木が遊歩道の上に倒れてきたり、風で幹や枝が途中で折 れて落ちてきたりして危険です。たまに雨が止んだ時を見計らって、倒木や落枝を片付けたり、これから倒れそうな枯れ木を伐採したりしています。


立ち枯れの木は他の樹木にまぎれて目立ちませんが、探し始めると結構あちこちで見つかります。
これらを伐採してやると、事故の予防に加えて、森に光や風が入り植物が育ちやすい森になります。
10.  3.  10.  11.

 午前中、新入会員の今井さん、ミキさんと一緒に林内清掃に取り組みました。前日の土砂降りで落ち葉が湿って重く、さ らに時おり強い風と小雨に見舞われる寒い1日でしたが、お2人のおかげで和やかに作業が進みました。翌11日には今井さんがお1人で参加され、丸太の皮む きと竹かごの資材作りをお手伝い下さいました。


重い木槌を振るって、素早く杭を打ち込んでゆく今井さん(70歳代)。普段は建設業をされています。

落ち葉・枯れ枝と分別しながら、丁寧な清掃ができました。



10.  3.  17.

 やっと雨が上がり、待ちかねた遊歩道構築の作業に復帰しました。午前中は寺田さんが共に作業に取り組んで下さいました。


頑張り屋の寺田さんは「背筋の良いトレーニングになりますね。」と笑顔でカケヤを振るっていますが、
太く長い杭を何本も打ち込んでゆく作業はやっぱり大変です。
 
キャリヤーで運んできた土と寸法に切りそろえた丸太。
明日はこれらの材料を使って1・2段目の構築に取り組みます。




10.  3.  18.

 丸太組み1・2段目の構築作業を実施しました。昨日に引き続き寺田さんが参加して下さいました。ぬかるんで重く団子のようになった土に苦戦したり、午後 から急に天気が崩れたりしましたが、いろいろな話をしながら楽しく作業できました。


昨日設置した横丸太の上面まで土を入れ、縦丸太を鉄筋で固定してゆきます。

長雨で土が粘土状になっているので苦労します(左)。
チェーンソー作業に初挑戦する寺田さん。安全のためプロテクターを着用しています(右)。

新導入『ローラーくん(寺田さん命名)』で丸太を運んでいます。
明日はここに土を入れ、3段目の構築へと進 みます。



10.  3.  19.

 2段目の丸太組みに土を搬入し、3段目の丸太組みの構築に取り掛かりました。昨夜の雨で、せっかく乾きかけた集積場の土がまた粘土状になってしまい扱い に苦労しましたが、夕方までには丸太組みを完成させることができました。


丸太組みが高さを増すにつれて、道のりがカーブする様子がより鮮明になってきました。

明日はここに土を入れます。
今日は暖かかったので、作業のあと野外でコーヒーを楽しみました。

10.  3.  20.

 丸太組み3段目への土の搬入作業を行いました。この4日間、連続で参加して下さっている寺田さんに加えて、今日は加佐登神社 鈴本宮司のご子息、信貴君も小さなスコップで飛び入り参加してくれました。大量の土を丁寧にならし、途中で樹木を保護するための石を敷設したり、丸太の隙 間を大きな岩でふさいだりしながら、午前中一杯を掛けて3段目が出来上がりました。次の行程では、この上に微調節的にやや小さ目の一段を追加して道のりを 完成させます。


キャリヤーで搬入した土をスコップでならしています。小さな体でバリバリ働く信貴君(6歳)

コーラをもらってご満悦。休憩中も機関銃のようにしゃべりつづける様子に寺田さんもただ苦笑。

きれいに土をならして3段目が完成しました。



10.  3.  26.  27.

 雨がようやく止み、丸太組み4段目の構築作業を再開しました。26日は資材となる丸太の選定と寸法切り作業を実施しました。時おりアラレが降ったり土砂 降りになったりの寒い一日でした。翌27日は打って変わって暖かな快晴になりました。昨日用意しておいた資材を使って手際よく丸太組みを構築できました。 通常ならばこのまま土を搬入して道のりを完成させるのですが、土の在庫が無く、遠方の土置き場から掘って来なくてはならないことと、その土置き場にはいま だ水溜りがありぬかるんでいて作業にならないので、完成は後日の楽しみとすることにしました。


このあと土を搬入すれば道のりとして完成します。
この場所は斜面の上に構築する遊歩道の基礎部分にもなるので、少し広めに作ってあります。


10.  4.  1.

 丸太組み4段目に土を搬入し、カーブ入り口の道のりが完成しました。次の工程からは2月末に作った石積みの上に丸太組みを作って道のりを延ばしてゆく作 業に取り掛かりますが、その前に、空になった土の集積所に延々と土を運ぶ作業が待っています。


キャリヤーで転圧してきれいにならしました。
一雨降ったあと、沈下したり陥没したところに土を追加し、もう一度ならします。

以前ここは細い樹木がびっしりと生い茂る、昼でも真っ暗な急斜面でしたが
道をつけてゆくにつれて次第に明るく気持ちの良い場所になってきました。



10.  4.  3. 5.

 次の工程で使う土を集積所に搬入しました。

キャリヤー約30杯分あります。

10.  4.  6.

 午前中は次の工程に取り掛かる下準備として、基礎石積みに岩を追加して幅を広げる作業を実施しました。午後からは、重機のトラックローラー(キャタピラ を受ける下のローラー)を交換する作業を実施しました。このローラーは経年劣化と錆とで変形して回転しなくなり、最近動くたびにキャタピラとこすれて少し 嫌な音がするようになっていましたが、今回新品と交換して滑らかに動くようになりました。


午前中は寺田さんが参加して下さいました。
今回初めて重機とキャリヤー操縦に挑戦する寺田さん。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
ローラーを固定しているボルトとナットを外すのに大苦戦しました。(左)
地面に掘った溝の中で作業する当会代表。(右)

回らず磨り減ってしまったローラーを新品に付け替えました。

このたび交換したトラックローラーの購入費は、
株式会社ラッシュジャパン「ラッシュ チャリティバンク」助成金を活用させて頂きました。

10.  4.  14.  15.

 次の工程に取り掛かりました。この場所は水の通りを良くするために基礎を石積みにしてありますが、その上に他所と同じ工法で丸太組みを作り始めると、の ちのち雨などで土が石積みに入り込み目詰まりを起こしてしまう可能性があります。今回はそれを予防する目的で石積みの上に2段ずつ土嚢を敷き詰める作業を 実施しました。約80個の土嚢を手作業で運び、途中で石積みに岩を追加するなど手間が掛かりましたが、事前に土嚢を作り置きしておいたおかげもあって効率 良く作業が進みました。


いよいよカーブの中ほどに差し掛かりました。(左)
今はまだ春先なので良いですが、夏になると作り置きの土嚢(右)の隙間に沢山のヘビが団子のように
からまって隠れていることがあるので、土嚢を持ち上げるときにはちょっとドキドキしたりします。
きっと土嚢の隙間は涼しくて居心地が良いのでしょうね。

途中で岩を追加したりしながら順調に作業が進みます。

次の工程ではこの上に丸太組みを組んでゆきます。



10.  4.  17.  19.

 丸太組みの2段目に土を搬入する作業を実施しています。

あと少しで完成でしたが、日が暮れ始めたの で残念ながら今日はここまでです。

10.  4.  21.

 2段目への土の搬入が完了しました。


                          3段目を構築する資材です。


10.  4.  24.

 3段目の構築と土の搬入が完了しました。前日の大雨で土が粘土のようになり、キャリヤーへの積み込みに予定外の時間が掛かったり、ぬかるみから抜けられ なくなったキャリヤーを重機で救出するなどのトラブルもありましたが、夕方までにはなんとか作業を終えることが出来ました。地ならし作業は土が乾いてから 実施します。



10.  4.  29. 〜  5.  1.

 最近の大雨で土がぬかるみ作業が出来ません。この機会に、雨や風に叩かれてたくさん積もった落ち葉の掃除などをしています。


大雨の影響で、現在工事中の場所に小川が出来ています。 (左)
水はけを考えて作った石積みが効を奏して、石の間から水が音を立てて流れ出しています。(右)

10.  5.  6.

 4段目が完成し、道のりがまた前へ進みました。連休の間に土がすっかり乾いてくれていて、効率よく作業が出来ました。


今日は暑くて疲れるので休み休み作業しましたが、
日没までの時間が長くなったおかげで予定していた工程を全て終えることができました。



10.  5.  12. 〜 13

 次の工程に向けて資材を準備しています。


前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
丸太同士を連結する鉄筋を使用しやすい長さにカットしています。

この鉄筋の購入に際してはTSP (Team Super Pleasure) 様 主催の
“SHOW GIFT 2009 チャリティオークション“収益金 からのご寄付を活用させて頂きました。

前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
基礎の水はけを確保するための岩を現場まで運んでいます。  丸太組みを構築する際に使う土を準備しています。

10.  5.  15.

 今日は、貴重な休日を使って寺田さんが参加して下さり、午前中一杯をかけて遊歩道の草刈り作業をして下さいました。午後からは遊歩道の構築現場に岩を運 ぶ作業を予定していましたが、「みささぎの郷 里山作りの会」の皆さんに崩壊した作業道の補修作業への参加を依頼され、微力ながらお手伝いをさせて頂きま した。


草刈機での作業に初挑戦する寺田さん。
遊歩道の入り口と、あずまや付近がすっかりきれいになりました。

10.  5.  17.

 丸太組みの1段目を構築する作業を実施しました。この場所は雨が降ると水の通り道となるため、まず基礎部分に岩を敷き詰めて水はけを良くしておいてから 丸太組みを構築してゆきます。手順は簡単ですが重い岩や土嚢をたくさん運んだり並べたりする重労働なので、こまめに休憩をとり栄養を補給しながら気長に取 り組みました。


石畳を作るように岩を並べてゆきます。 隙間にはこぶし大の石を詰めます。

岩の上を土嚢で覆いました。

脇丸太を設置しました。この上に丸太組みを構築してゆきます。



10  .5.  25.〜27.

 台風並みの大雨と強風でしたが、幸い遊歩道はどこにも被害がありませんでした。地面がぬかるみ作業が出来ないので数日間林内清掃に取り組みました。


大雨で作業小屋の屋根材が折れて中が水浸しでした。 →  壊れた箇所の材料を入れ替えてきれいに補修できました。

谷に溜まった枯れ木を運び出しています。    新考案の二重落ち葉かご。

10.  5.  28.

 1段目の丸太組みを構築中です。今日はこの上にさらに丸太を組んで2段目まで完成させる予定でしたが、日陰で強風に吹かれて冷えたためか午後になって急 に体がぐったりしてきたので、中断して早めに帰りました。



10.  5.  29

 今日は、朝からチェーンソーが故障したり、巻尺が割れて使えなくなってしまったり、手袋が破れたり、蚊取り線香を家に忘れて蚊にたかられたり、丸太がカ ビだらけになっていたりして散々でした。情けなくて悔しくて何もかも放り出して帰ろうかと思いましたが、たまたま口ずさんだ「蒙古放浪歌」に勇気づけられ て最後まで頑張ることが出来ました。感謝感謝。


右の斜面に沿うようにして基礎を積み上げてゆきます。(左)
強度を増すために、細い縦丸太を固定する横丸太を2本に増やしてあります。(右・左)

2段目が完成しました。土が乾いていたので効率よく作業が進みました。

10.  5.  31.

 故障したチェーンソーの修理が午前中で無事に完了しました。午後からは3段目の構築を実施しました。  





10.  6.  1.

 3段目への土の搬入と4段目の構築を実施しました。


1段目・2段目の頃は丸太組みと既存の道との段 差が大きいため、キャリヤー でひとまず1か所に投下した土を、手作業で奥のほうへ延々と運んで平らにならさねばなりません。しかし3段目まで上がってくるとキャリヤーをそのまま乗り 入れて土を敷設できるようになるので、作業が一気に楽になります。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
4段目の丸太組みを構築しました。明日はここに土を敷設して路面を完成させます。

10.  6.  2.  3.

 丸太組みの最終段に敷設する土の運搬を始めたところ、4分の1ほどの量を運んだところで突然重機のバッテリーがあがってしまい、以後は延々とスコップで キャリヤーに土を積み込む羽目になりました。今日は路面を完成を楽しみにしていたのですが、結局未完成のまま疲れた体を引きずって帰宅しました。翌日は夕 べの充電で絶好調に復活した重機のおかげで、残りをきれいに仕上げることが出来ました。重機の威力を改めて実感できた2日間でした。


最後の土を敷設中です。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
最後のならしは手作業でこまめに仕上げます。   キャリヤーできれいに転圧できました。

森の中にきれいなカーブが出来ました。



10.  6.  4.〜9.

 次の丸太組みの基礎部分に取り掛かりました。


必要な分量の土を土置き場に運搬しました。  新たに岩を追加するため、敷設した土嚢を一部取り除きます。

キャリヤーで岩を運搬しています。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
これらの岩を広く薄く敷設し、隙間には握りこぶしほどの石を詰めて水はけの良い基礎を作ります。

10.  6.  17.  18.

 梅雨の合間の晴天を利用して、丸太組みの基礎部分に水はけを確保する岩を敷き詰め、その上に土嚢を敷設する作業を実施しました。単純な作業ですが手作業 に頼る部分が多く、また猛烈な蒸し暑さと悪い足場のため予想以上に時間が掛かってしまいました。次の工程からはこの上に丸太組みを構築してゆきます。約 300個ほどストックしておいた土嚢がこの作業で全てなくなりました。最下段の土嚢を運ぼうと持ち上げると、その下から巨大なムカデ、クモ、ミミズなどが 一度に沢山出てきたのでかなり焦りました。


次に丸太組みを構築する約6メートルほどの範囲に岩を敷き詰めました。
足元が悪く時間が掛かりました。

岩の上に土嚢を敷設しました。この上に丸太組みを構築してゆきます。(左)
空になった土嚢置き場。(右)



10. 6. 24.

 今日は久しぶりに爽やかな天気になりました。当初気分良く作業を始めたものの次第に蒸し暑くなり、長雨でぬかるんだ土にも悩まされてクタクタになりまし た。昼食を終えてハンモックで昼寝をしていると、頭の下あたりでなにかが素早く動き回る音がします。驚いて見回してみても何もいないのでまたウトウトして いると、今度は少し離れたところで「うげっ!」というような声がしました。起きて見に行くと、でっかいヘビがカエルを呑もうとして体をくねらせている光景 に出くわしました。「弱肉強食」「大自然の掟」などという言葉を頭に浮かべつつしゃがみこんで眺めていると、何か気に入らなかったのかヘビがカエルを咥え たまま鎌首をもたげ、怒りに満ちた目でこちらへ向かってきました。腰が抜けるかと思いました。


谷が狭まり地形も急になるので、失敗のないよう慎重に進めています。

10.  6.  25.

 丸太組みの2段目・3段目を構築しました。今日は曇り空でしたが昨日よりも涼しく作業がはかどりました。

前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
ハンマーでドリフトピンを打ち込んでいます。     あと1段で路面の完成です。



10.  6.  28.

 今日は猛烈な蒸し暑さでした。熱中症にならないように、塩の錠剤やスポーツ飲料をこまめに飲んだり、休憩時に作業着や手袋を干したりしながら作業に取り 組みました。土の集積場が泥沼状態になっていて大変苦労しましたが、なんとか新しい路面を仕上げることが出来ました。また本日は、加佐登神社 鈴本宮司様よりアイスコーヒーを、大萱(おおがや)製材場 大萱功様よりヤキソバの差し入れを頂戴致しました。皆様方の温かい励ましに心から感謝しております。


こういう風に写真で眺めると、すごく涼しそうに見えるんですけどね。


今日は作業に先立って、重機・キャリヤー・発電機のオイル交換を行いました。

このたびのオイル,オイル用ジョウゴ,オイル廃 棄用紙箱は、TSP (Team Super Pleasure) 様 か ら頂戴した”鈴鹿スーパー耐久 SHOW GIFT  2010” チャリティポラロ イド収益金 にて購入させて頂きました。心からお礼を申し上げます。

10.  6.  29.  〜 7.  1.

 谷の終点に向けて、新しい道のりの構築に取り組んでいます。この辺りは鈴鹿山脈に近いため、鈴鹿市内と比べて天候が少し不安定で、毎晩雨が降っているよ うです。泥濘のようになった土と、サウナのような蒸し暑さに悩まされながら丸太組みを構築しました。7月1日は昼過ぎから雷が鳴り始め、作業終了とともに 土砂降りになりました。


重くぬかるんだ土に足をとられて思うようにスコップで土をすくえない ので、重機の力を借りて土嚢を作っています。決して楽ではありませんが、少しずつ土嚢が出来てゆきます。

出来上がった土嚢を敷設し土をかぶせました。この上に丸太組みを構築します。(左)
土を取りに行ったわずかな間に、山鳥が遊びに来ていたようです。(右)

縁丸太を設置して1段目、次いで2段目の骨組みを構築しました。

10.  7.  7.

 丸太組み2段目に土を搬入しました。この上にもう一段積んで路面を作った後は、いよいよ谷の終点に折り返し地点を構築する作業に取り掛かります。


土が湿っているので、ならし作業に手間取ります。
ところどころをキャリヤーで踏みながら均一に土を広げてゆきます。




10.  7.  14.

 作業中、斜面で派手に転んで全身泥まみれになりました。早く雨やまないかな。。。


どこもかしこも水びたしです。

皮むき台からは変なキノコが。

※ ツノマタタケ(角又茸)。 食べられません。

10.  7.  19.

 今日は全国的に猛暑だったようです。いよいよ梅雨が明けたと喜んでやって来ましたが、あまりの暑さにそそくさと帰りました。

前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
あんまり暑くて    やる気も失せた。

10.  7.  20 .〜 22.

 毎日厳しい暑さが続いています。どこにいても何をしていても暑いです。熱中症にならないように、薄めのスポーツドリンクに塩を加えたものをこまめに飲 み、昼休憩には服や手袋を干して、作業小屋の風通しの良いところに吊ったハンモックで体を休めるなどして工夫しています。1日でできる仕事を3日掛けて やっているような状態でなかなか前へ進みませんが、この暑さですから無理は禁物です。


遊歩道構築予定地に生えている杉の木を伐採しました。

丁寧に皮をむいて資材として活用します。

10.  8.  2.

 しばらく不在にしていたので、今日は遊歩道の草刈りや、落ちてきそうな枝の除去、落ち葉集め、地面の亀裂の補修などのメンテナンス作業を実施しました。


遊歩道の入り口付近は陽が良く当たるので、夏の間は定期的な草刈りが欠かせません。

10.  8.  4.〜5.

 遊歩道の折り返し地点の構築に取り掛かりました。丸太組みをもう一段組んだあと、水はけ用の岩や砂利を埋設しながら重機で地形を整えて、新たな道のりの 足がかりを作ります。今日は丸太組み構築の下準備と、埋設用の岩の運搬作業を実施しました。


右側のシダに覆われた穴は自然に出来た水の通り道です。(右)

動物の巣穴のように見えますが、雨が降るとここから水がたくさん流れ出してきます。
遊歩道を作るに先立って、この穴に岩を詰め込み水の通りと地形を維持させる作業を行います。



10.  8.  7.

 水の通り道に、水はけ用の岩と砂利を敷設する作業を実施しました。細かいところは手作業でしたが、重機を間近まで乗り入れられたおかげで比較的スムーズ に作業が進みました。


この上に丸太組みを構築し路面を作ってゆきます。
これらの石組みは地下で水路の役割を果たしてくれます。

穴を岩で埋め始めると、中から暗くて湿った場所が好きなカマドウマ(通称:便所コオロギ)やアシダカグモが
たくさん出てきました。住みかから追い出してしまったようで、大変申し訳なく感じました。

0.  8.  10.

 台風の接近に伴って不安定な天気が続いています。大雨のあと見回りに行くと、丸太置き場に木が2本倒れていました。幸い太い木ではなかったので1時間ほ どで撤去できました。

よりによってウルシの木が1本混じっています。

10.  8.  18.

 石組みの隙間にこぶし大の石を沢山詰め、その上から土をかぶせる作業を実施しました。


重機を使って、土の中からこぶし大の石を選り分けています。

岩の隙間に石を詰めたあと、土をかぶせました。石組みを作る際に重機やキャ リヤーでかなり陥没させてしまっていたので、平らな状態に戻すのに大分時間が掛かりました。



10.  8.  19.〜20.

 遊歩道の入り口から40メートルほどの地点に亀裂を発見しました。詳しく調べてみるとその部分を支える丸太組みが崩れそうになっています。この丸太組み は初期の工法によるもので、現在のものと比べると構造が弱いため、いつか工事をやり直そうと考えていました。この先大雨が降って崩れてからでは遅いので、 現在の作業を中断してこの場所の補修作業に取り掛かることにしました。


最初の折り返し付近の、道が段になっている場所です。

資材置き場から軽トラとキャリヤーを使って丸太を運搬しています。

これらの資材を使って頑丈に仕上げます。(左)
重機を使って、古い丸太組みを撤去しました。(右)



10.  8.  21.〜30.

 最初の折り返し付近の補修工事が完了しました。丸太組みの構築作業もさることながら、現場を掘り崩した後の土の整理や、資材の運搬などに大変手間取りま した。この場所は比較的風通しが良いものの、暑さと、蚊取り線香をものともせずやってくる蚊やアブに悩まされました。


現場を掘り崩して丸太組みを構築する準備をしています。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
幅約3メートル・5段の丸太組みを2つ作ってゆきます。
縦丸太の長さは1.2〜1.5mあります。長さに応じて土を掘って埋め込み、鉄筋で固定します。
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
Before 8.20. ⇒ After  8.30
前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan 前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
最終日は日没直前まで掛かりました。


10.  8.  24.

 三重テレビ「ハッピー!エコCUTE」 (毎週土曜日午後8時 55分〜9時放送)の撮影がありました。当会代表へのインタビューの後、レポーターの武田むつみさんが路肩の補修作業を体験されました。今回の模様は9月 18日(土)に放送されます。

固定した丸太周辺に土をかぶせる武田むつみさん。
ハンマーを使った杭打ち作業なども体験されました。
(画像: 「ハッピー!エコCUTE」 9 月放送 予定 より転載)

10.  9.  3.

 三重県四日市市の(株)イトペック様が、足場丸太約300本を御寄贈下さいました。お声掛けくださった築原俊弘様とは、当会代表が所属する少林寺拳法 三重津城北道院に て、ともに汗を流させて頂いています。今回の御寄贈は資材の入れ替えに伴ってとの事でしたが、あらかじめ20本ずつ束ねてお いて下さ り、ユニックにて指定の場所に丁寧に荷降ろしをして下さいました。築原様はじめ、社員の皆様方のご尽力のおかげでスムーズに作業が進みました。頂いた丸太 は、これから製作を予定している転落防止柵や丸太固定用の杭の材料として、大切に使わせて頂きます。このたびは誠にありがとうございました。


  「空気がきれいだね。きもちいいね。」と和やかな雰囲気で作業が進みました。

ユニックにて荷降ろし作業中。  丸太は長さが約7mあります。

10.  9.  9. 〜 11.

 先日通行止めを解除した場所での微調整的な作業が終わり、重機やキャリヤーも現場に戻して、遊歩道の構築作業を再開しました。重機で斜面を少し掘り、折 り返し地点を作ってゆきます。


掘削作業に先立って、細い木を伐採したり、シダなどの植物をよそに移植しました。

土中から立派なフジヅルが沢山出てきました。野外体験行事などで工作の材料として使って頂きたく、
同じ境内で活動されている「みささぎの郷 里山作りの会」さんに寄贈させて頂きました。(左)


掘削作業中、水の通り道らしい湿った地層が出て きました。このまま放置する と水が染み出してぬかるんでしまう可能性があるので、少し深く溝状に掘って岩を詰め、既存の遊歩道の地下に作った水路(8月7日の作業を参照)に連結させ て埋め戻しました。

10.  9.  12 〜  22.・27.

 雨にたたられつつも、折り返し地点を作る予定地の整備が完了しました。次の工程では、この場所に丸太組みを構築して路面を作ってゆきます。


掘削中に水が染み出してくるたびに、溝を 掘って岩や砂利を詰め、既存の 地下水路と連結させて水はけを確保します。

奥の斜面はもともと急斜面でしたが、雨などで崩れてこないように緩い角度に削りました。(左)
こまめな水はけ作業が効を奏して、水路の出口からは順調に水が排出されてゆきます。(右)



10.  10.  12.〜 14.

 折り返し地点中心部の丸太組みを構築中です。地下に排水路を設けていますが、斜面から表層を伝って流れてくる水も少しあり、足元がぬかるみます。排水作 業や資材の運搬に手間が掛かるものの、現場のすぐ横に用土を集積してあり、重機で手早く丸太組みに搬入できるので作業がはかどりました。



今日は2段目まで出来ました。あと1段でこの部分は完成です。(左)
穴掘り器で地下の石組みまで縦穴を掘り、砂利を詰め込んで表層を流れてくる水を排水しました。(右)

10.  10.  15.

 朝早く雨が降って水溜まりが出来てしまったり、家から持ってきた作業手袋が両方とも左手だったり、色々ありましたが、無事3段目まで丸太組みを構築する ことが出来ました。





10.  10.  18.〜 21. 23.

 奥に作った丸太組みを中心にして、緩やかにカーブする道のりを作っています。


斜面を少し削って道幅を広げ、そこに丸太組みを構築してゆきます。


向かって反時計回りにカーブして、既存の道のりに降りてゆきます。

10.  10.  27.

  引き続き丸太組みを連結してカーブを作る作業を実施中です。工事中に水が湧いてくることも無くなり、作業が順調に進み始めました。


次第にカーブらしい形になってきました。



10.  11.  1.

 チェーンソーが突然動かなくなりました。エンジンが固まってスターターロープを引くことすら出来ません。エンジンを分解して調べてみたら、燃焼室の中に 異物が挟まっているのが見つかりました。チェーンソーは無事に動くようになりましたが、修理の過程で色々とどんくさい失敗を繰り返して、思いのほか時間を 食ってしまいました。


このような箱の中で作業すると、細かな部品を紛失せず効率的です(左)。
これが犯人の金属片です。どこからどうやって侵入したのかわからずじまいでした(右)。

10.  11.  8. 〜 11.

 新たに作る道のりの土台作りのために、既存の遊歩道の道幅を広げる作業を実施しました。


既存の遊歩道(右)と、左側の斜面の間に新たに丸太組みを構築します。

まず斜面を掘り、丸太組みの土台となる石組みを作りました。

丸太組み第1段目(左)。 樹木を保護するために幹の周りを石で覆いながら作業を進めます(左)。


次第にレベルが上がり、既存の遊歩道とほぼ同じ高さになりました。
次の行程からは、ここを土台の一部として、折り返し地点から伸びる新たな道のりを作ってゆきます。



10.  11.  15.〜 17. ・ 20

 次の工程に向けて現場近くの土集積場に土を運搬しています。途中で運搬車が故障して修理に時間が掛かったので、予定を超過して来週のはじめまで掛かりそ うです。遊歩道の構築に比べると大分単調な作業ですが、こういう作業をしている最中に、現場での解決策がポンと出てきたりするので面白いです。




駆動部のスプロケットの軸受けが磨耗してキャタピラが回らなくなりました。
時間は掛かりましたが、無事修理が完了しました。

10.  11.  26.

 土砂集積場への土の運搬が終わりました。いよいよ次の行程に取り掛かります。



10.  11  .29. 〜 12.  1.

 次の行程に取り掛かる前に、森の掃除をかねて倒木や朽ちた間伐材などを森の外に運び出す作業を実施しました。丁度「みささぎの郷 里山作りの会」の皆さ んが、お正月の「かがり火」の焚き木を準備するために境内に間伐材を集めておられたので、これらの木々もそこに加えてもらうことにしました。連日泥まみれ になっての作業でした。


境内の片隅にうずたかく盛り上げられた焚き木の山。

明日から再び現場に戻ります。

10.  12.  2.

 折り返し地点の構築作業に復帰しました。今日は既存の道のりの上に丸太組みの一段目を構築しました。


しばらく続いた晴天のおかげで土がよく乾き、順調に作業できました。

次第にカーブの形が出来上がってきました。



10.  12.  4.

 今日は、境内の西側で活動されている「みささぎの郷 里山づくりの会」様のフィールドで、5月に火事で焼けてしまった拠点小屋を再建する建て前が行われ ました。当会代表も微力ながらお手伝いをさせて頂きました。長年親しんだ小屋が焼けてしまったときには皆さん大変意気消沈され、活動の継続を心配する声も ありましたが、その後、一致団結して再建のために取り組まれ、見事に今日の建て前を迎えられました。夕方までには主要な骨組みの組み立てがすべて完了しま した。本日は誠におめでとうございます。今後の作業における無事故と、一日も早い新拠点小屋の完成を心からお祈りしております。


現場で微調整を繰り返しながら部材をはめ込んでいます。 巨大な梁(はり)を吊り上げるところです。
「もう一度小屋を作るぞ!」という熱気が伝わってきます。(※ほぼ全員、昭和一桁生まれです。凄いパワー。。。)

作業の様子を見守る会長の伊藤さん(赤ジャンパー)。  作業終了間際。小屋の形が見え始めました。

10.  12.  6.

 FM三重のラジオ番組「Weekend Cafe」 の収録が行われました。この番組は、週末だけオープンする喫茶店に様々な人がゲストとしてやってくるという設定だそうです。今回は遊歩道にあ るあずまやでの収録で、鳥の声がたくさん聞こえたので、番組中では喫茶店のオープンテラスでの会話ということにするとのことでした。収録は1時間半にわ たって行われましたが、それを2、3分に編集して放送するそうです。寒くて鼻が詰まり、何をしゃべったのかもあまりよく憶えていません。さてどんな内容に なるのでしょうか・・・。放送は12月18日(土)午前11時〜11時25分に行われます。



↑ 画像をクリックすると番組についての詳しい情報がご覧頂けます。

10.  12.  15.

 先週はいろいろと用事が入ったり、空いた日も暴風雨で落ち葉や枝が散乱した遊歩道を掃除したりしていたので、なかなか遊歩道構築作業に取り掛かれません でした。今日は久しぶりに作業を再開しました。気温はそれほど低くありませんでしたが、強い風に一日中吹かれながらぬかるんだ土をならしていたため疲れま した。

  前出健太郎 加佐登神社 遊歩道 Ken-taro Maede  Accessilility Trail Japan
丸太の脇を固定する杭。小さく見えますが太さ10センチ、長さは70センチあります。(左)
キャリヤーで土を運搬中です。(右)

10.  12.  20.

 現在、先に作った折り返しのカーブ部分から既存の遊歩道の間に、なだらかなスロープを作る作業を実施しています。寒いですが天気が続いているので順調に 進んでいます。


キャリヤーの前進・後退をコントロールするワイヤーが切れ、修理を行いました。
ついでに動力を伝達するベルトも全て交換しました。(左)

※ このたびのベルトの購入に際しましては、 12月上旬にご寄付頂いた、 ”SHOW GIFT 2010 X'mas チャリティオークション&フォトイベント”収益金 を活用 させて頂きました。心からお礼を申し上げます。

あれだけあった土がもう無くなりました。



10.  12.  28.

 いつもお世話になっている大萱製材場の大萱功様のご依頼により、ここ最近、ご自宅や工場の塀のペンキ塗り、物置の壁の張替え、草刈り、製材機の掃除とグ リスの充填などをお手伝いさせて頂いておりました。微力ではございましたが、いつも温かく見守ってくださり、沢山の丸太や資材、差し入れなど、物心両面で お世話になっている大萱様に喜んで頂けて大変幸いでした。
 この日は、大学院時代からお世話になっている「特 定非営利活動法 人 久居市子育て支援ネットワークNPOどんど」様のご依頼により、事務所兼託児施設に付属するミニ公園の柵を新調 する作業を実施しました。10 年以上にわたって仲良くさせて頂き、このような機会に思い出してご相談頂ける事はありがたいことです。



この公園は道路に面しているので、このような柵は不可欠です。
奥に見える砂場の枠は昨年丸太で作りました。もうすっかり馴染んでいます。

 ※ このたび作りました柵の杭部分は、9月上 旬に(株) イトペック様から御寄贈頂いた足場丸太を活用させて頂きました。お陰様できれ いな柵が出来ました。誠にありがとうございました。

10.  12.  30.

 大晦日を明日に控え、今年最後の落ち葉掃除を新兵器で盛大にと勢い込んでいましたが、神社到着とともに土砂降りになり、落ち葉がすっかり濡れて掃除が出 来なくなってしまいました。新兵器の活躍はもう少し先になりそうです。


この間掃除したばかりなのに・・・。          頼むぜ新兵器。

10.  12.  31.

 今年も無事に活動を終えることが出来ました。ご支援、ご協力くださった皆様方に心からお礼を申し上げます。どうぞ良いお年をお迎え下さい。来年もなお一 層頑張って参りますので、どうぞ よろしくお願い申し上げます。


朝からの雪で地面が濡れているので、心静かに竹ボウキで遊歩道を清めました。




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