2019年 作業日誌

                                                           

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19.  10.  26.

加佐登神社にて「社叢学会 中部支部例会」が開催されました。

午前中は、復旧したばかりのバリアフリー遊歩道での見学会、本殿での正式参拝、
午後からは、名古屋市立大学の長谷川先生による「加佐登神社の植生について」、
鈴鹿市考古博物館の藤原学芸員による「白鳥塚古墳と古代の鈴鹿」のテーマで研究発表が行われ、
最後に白鳥塚古墳の見学を行いました。

遠くは京都や神戸からお越しになった方々もみえ、活発な質疑応答と相まって
実り多い一日を過ごすことが出来、盛況に終了致しました。
 
このたびの中部支部例会をお受入れ下さった、
加佐登神社の鈴本宮司様、氏子の皆様方には心からお礼を申し上げます。

社叢学会 中部支部例会 加佐登神社社叢学会 中部支部例会 加佐登神社
社叢学会 中部支部例会 加佐登神社社叢学会 中部支部例会 加佐登神社
社叢学会 中部支部例会 加佐登神社社叢学会 中部支部例会 加佐登神社
19.  10.  25.

集中豪雨被害の復旧工事のため長らく遊歩道を一部通行止めにしておりましたが、先日すべての工事が終了し、通行止めを解除致しました。まだ少し路面が軟らかい所や表土が流れている所などがありますので、ご通行の際にはどうぞお気を付けください。

このたびの復旧工事に際し、資材用丸太をご提供くださった加佐登ブロック様、砂利や土をご提供くださった加佐登神社 鈴本宮司様、御見舞金を頂戴しました少林寺拳法 三重津城北道院様には、心からお礼を申し上げます。

加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー
19.  10.  17.

雨が本格的に降り始める前に、土留めの丸太組みを完成させることが出来ました。
次回は、足元のぬかるみの排水処理作業を実施します。

加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー
19.  10.  7.

 前回に引き続き、二か所目の補修工事が完了しました。
この上にもう一段丸太組みを構築したいところですが、他の補修箇所との資材の兼ね合いがありますので、
主要な部分が出来上がった本日の時点で一旦完了とし、後日追加工事をしたいと思います。

明日から、さらに麓に近い三か所目の補修工事に取り掛かります。
地滑り跡から水が湧いているので少し苦労しそうです。

加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー
加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー

19.  9.  27.

 ふもとの資材置き場から次の工事現場まで、必要な量の丸太を輸送しています。

加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー加佐登神社 鎮守の森遊歩道 バリアフリー
19. 9. 26.

崩落した壁の補修が完了しました。
この場所は12年前の台風で大規模な地滑りを起こし、約3ヶ月かけて復旧させましたが、
今回の豪雨で下の方が少し崩れてしまいました。
崩れた個所を中心に、かつて造った土留めの上に被せるようにして丸太組みを構築しました。

来週からは、遊歩道のふもとに近い部分の崩落個所の補修工事に取り掛かります。

19. 9. 12.

 今回最もひどく崩れた箇所の土砂を撤去する作業を実施しました。
高さ1.5m、幅2メートル、奥行き6メートルほどに堆積した土砂を、重機を用いて路面下の法面に移動させました。
今後この場所は今回撤去した土砂などを活用しながら高さ1.5メートルほどの丸太組みを構築し、その上部斜面を土嚢を用いて補強してゆく予定です。


19. 9. 6. 7.

 地割れと陥没を起こした箇所を埋め戻し均す作業と、崩壊した法面の土砂を撤去し土嚢にまとめる作業を実施しました。
法面は今後、今回作った土嚢などを活用しながら崩壊した箇所を覆う形で新たに丸太組みを構築してゆきます。


19. 9. 6.

 昨晩東海地方を襲った豪雨により、遊歩道の複数の箇所で土砂崩れや地割れが発生いたしました。
幸い道そのものが崩壊する事態は免れましたが、遊歩道の「お休み広場〜ふもと入り口」区間の通行が非常に困難な状態です。
これらの復旧作業のため、しばらく遊歩道を一部通行止めにさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
なお、「本殿前入口〜お休み広場」までの区間はご通行いただけますので、どうぞご利用ください。

19. 6. 26.2.

 6月22日(日)に参加した社叢学会のシンポジウムにて、
京都大学名誉教授の森本幸裕先生による「倒れる木とどう付き合うか」
という題名の基調講演がありました。

その中で、「リスク・コミュニケーション」についての解説があり、
落石や落枝などの危険が発生しそうな場所に対しては、
補修や枝払い、朽木の伐採など事前の手を打つとともに、
利用者に対しても注意を喚起する看板等を設置すると効果的であると述べられていました。

講演を聞きながら、遊歩道内には「自転車通行禁止」などの看板は貼ってあるものの、
注意を喚起するものは無かったことにいまさらながら気が付きました。
 
ということで、さっそく「落枝注意」の看板を設置しました。
景観を損ねない程度に、色々なバージョンのものをあちこちに設置したいと思います。
 
おかげ様で最近では近隣の方々が散策を楽しんでくださるのに加えて、
すぐそばの保育園の園児達がお散歩の時間で来てくれたり、中学校の陸上部の生徒さんたちが
ランニングして下さったりなど利用が進んでいます。
皆さんがいつまでも安全に楽しんで頂けるようこれからも努めたいと思います。



19. 6. 26.1.

 東屋周辺の路面を補修しました。
道の真ん中にできた溝が地割れ状になっていたので、少し土を盛り上げ気味に配置して
その上をキャリヤーで念入りに転圧し、仕上げに砂利を撒きました。


19. 6. 25.

 谷底へ向かうカーブの道の中央部が掘れて溝になっていたので、補修する作業を実施しました。
キャリヤーで一度にたくさんの土を運べるので作業がはかどります。


19. 5. 31.

 谷底のカーブを曲がった先の直線ルートが、先日の大雨によってだいぶ浸食を受けていました。
消石灰と川砂を混ぜた山土を敷設し、その上から砂利を巻いて転圧しました。


19. 5. 16. 17.

 お休み広場横の階段が傷んでいるので補修する作業を実施しました。

この階段は4年前に、すぐ上を通っている道とお休み広場をつなぐ目的で作ったものですが、風雨にさらされて丸太が朽ち、連結のボルトがむき出しになったりしてあまり良くない状態でした。

階段に合う太さの丸太を準備するのに少し時間が掛かりましたが、上部に滑り止めの刻みを入れ、将来交換することを考えてボルトは使わず固定しました。

次は各ステップごとに減ってしまった砂利を補充しようと思います。




19.  3.  29.

 入り口から最初の折り返しを過ぎてしばらく行ったところに、丸太と土嚢を積み上げて
土橋のようにして道をつけた箇所があるのですが、谷をまたいでいるせいか表土の流出が著しく、
最近特に土中の石がかなり凶悪な感じで路面に突き出していました。
 今日はこの場所に土を敷設して転圧し、砂利を敷いてならす作業を実施しました。
かなり時間がかかりましたが、ぐっと歩きやすくなりました。


19.  3.  27.

 先日の場所に砂利を敷設する作業を実施しました。


19.  3.  25.

 キャリヤー君2号を使って表土の敷設作業を実施しました。
この場所は入り口から40メートル進んだ場所ですが、少し前から路面の中央が雨で削れて大小の石が露出し、
歩きにくくなっていました。今回はこの上から石灰を混ぜた土を敷設し転圧しました。
次回はこの上に砂利を敷設する作業を行います。



雨で削れてガタガタになっています。 

 キャリヤー君2号の初仕事です。

1度で1輪車6杯分の土砂が運べます。 

 作業がぐんぐんはかどります。


19.  3.  5.

「キャリヤー君2号」(カワシマ動力運搬車 EC826H)の整備が完了しました。

中古農機として中国に輸出されるはずでしたが、ご縁があって鎮守の森へやってきました。
発送元の島根県から加佐登神社まで輸送してもらうはずが、なぜか西濃運輸の営業所止めになってしまうというトラブルがあり、また雨天による整備や塗装作業の遅れもありましたがこのたび全ての作業が無事に完了し、就役することになりました。

先日退役した「キャリヤー君」と比べてやや小型でダンプ機能も手動ですが、最大500キロの重量物を運ぶことができます。
今後の活躍に期待しています。


あいにくの雨の中、軽トラで輸送します。

 加佐登神社に到着しました。

下塗り完了。

 キャリヤー君と同じ黄色に塗装しました。

自作のステンシルです。

 少し滲みましたがうまく出来ました。

19.  2.  22.

 約15年にわたって遊歩道の構築を支え続けてきてくれた小型クローラダンプ「キャリヤー君」が廃車になりました。

  キャリヤー君は約20年前に山口農機製作所(現 ウィンブルヤマグチ)にて産声を上げ、和歌山県のミカン山での収穫作業や、関西の建設会社で狭い場所にセ メントを運ぶ仕事など、様々な現場に従事した後、最後に加佐登神社の森へやってきました。鎮守の森では、まだ始まったばかりのバリアフリー遊歩道構築作業 で欠かせない存在となり、土砂や岩などの重量物のほか、発電機やドリルなどの機材を現場まで運搬する作業に大活躍しました。

 しかしなが ら長年にわたる激務の影響で10年ほど前からシャーシが折れたり足回りが損耗するなどの故障が目立つようになり、再起不能と思われながらもそのたびに力強 く復活してきましたが、最近では故障に加えて各部の腐蝕の進行も深刻になり、度重なる修理もむなしく稼働不能となっていました。

 このたび2日間掛けて、キャリヤー君とのお別れを兼ねた廃車作業を実施致しました。解体の過程では過去の様々な補修の痕跡が現れてきて、苦労を重ねた修理作業が思い出され、懐かしいような寂しいような複雑な心境になりました。

  キャリヤー君のこれまでの活躍に感謝し冥福を祈りますとともに、キャリヤー君の購入に尽力してくれた実家の父親、輸送に協力して下さった「藤田建築」の藤 田社長様、修理にご協力下さりアドバイスも賜りました「メカクリニック輪(りん)」の福嶋社長様に心からお礼を申し上げます。

エンジンと油圧システムが「俺はまだ生きてるぞ〜!」と言うので、
取り外して保管することにしました。

『 在りし日のキャリヤー君の勇姿 』
18.  1.  8.

 昨年末の雪で中断していた路面の補修作業を完了しました。
この場 所は、凹凸を均す作業を終えて、日没のため仕上げの砂利敷きを翌日に延期したところ、夜のうちに雪が積もって年明けに持ち越されてしまった場所です。正月 中は結構ぬかるんでしまい心苦しい限りでしたが、本日石灰でぬかるみを固め、その上から砂利を敷いて転圧し、歩きやすくすることが出来ました。



18.  1.  1.

明けましておめでとうございます。本年も頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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