気まぐれ日誌(過去ログ/2002年11月分)

11/30
Can you speak English?

 ニュースでお伝えしたデミエン君が稽古をしていました。
 わたしなんかは怪しい英語混じりで説明をしています。一応、全剣連の「Kendo fandamental」なんていう英語の解説書を(なぜか)持っているのですけれども、なかなか難しいですね。身振り手振りと日本語でだいぶ判ってくれているみたいですが…。
(我ながら「ふぁーすと すいんぐ いず ”小手”」とか「りらっくす らいと あーむ」とか、実に怪しかった…)
 聞く方でなんとか単語を拾えても、話そうとすると文になりませんね(^^; 英語に堪能な保護者さんが通訳をしてくださっているので、助かりますが…。
 その点、某若手くんの教え方はすごかった。
「せやでな、こーやってふる、わかる? な?」
 オール日本語…とゆーか、伊勢弁(ある意味、ソンケー…(^^;)。
 まぁ、しかし、案外その方がよくわかるかも…とも思ったのですけどね。
 Heart to heartね…。


11/23
見学と見取り稽古

 うわっ・・・ここのところ仕事で更新できなかったら、ずいぶん間があいてしまいましたね。

 さて、だんだん寒くなってきて、風邪気味の人が多くなってきたようです。
 体調が悪くて「見取り稽古」をする人が増えてきますけど、なぜ剣道では「見学」でなく見取り稽古というのでしょうか。
 剣道の場合、実際に竹刀を持って稽古するだけでなく、上位者や剣友の稽古をしっかりと観察し、足運び、技、打つタイミングなど自分と比較研究し、考えることも大切な修行の一つと考えています。
 「稽古の一つ」ですので、当然服装や姿勢など、きちんと正してすることが求められます。・・・それも無理な状態なら、しっかり休んで早く治すことですね。
(服装でちょっと思い出しましたが、以前先生が「稽古を見取り稽古して、形だけするからといって、道着を着てこないのはよくない」とおっしゃっていましたが、その通りですね。稽古に対する姿勢の問題だと思います。まぁ、両方見取り稽古の場合は、普通の服装でよいと思いますが・・・)
 試合場でもこれは同じですので、自分の試合の合間や終わった後に、他の人の試合を見ずに遊び回っているのは、稽古をさぼっているのと同じことだと思います。

 白剣会でも、そうして子どもたちが稽古をする場ですから、保護者さんたちにも足を投げ出して座ったりして見ることのないようにお願いしています。自分たちが姿勢を正しているのに、また稽古をしているのにどうしてだろう、と子どもたちが思わないように。 

 まぁ、だめなときはムリをしない勇気も必要です。出来る限りは頑張る、それ以上はしっかり治すということで。


11/9
大健闘!笹尾記念大会

 12月のような寒さでしたが、56年、中学、団体とすべてベスト8以上入賞!
 ということで、なかなかの好成績を残せた笹尾記念大会でした。全員、今日はほめてあげたいと思いますけれど、特にゆたさんの久しぶりの入賞はうれしかったですね。
           ☆
 さて、試合については、試合結果の方にコメントを書きましたので、試合以外の面でうれしかったなぁと思ったことをふたつ書きたいと思います。
 ひとつは、勝平くんが練習から周りに声をかけてしっかりリーダーシップをとっていたこと。団体戦でも展開に応じて小学生に声をかけていました。中学校に入ってよく成長した部分だなぁと思ってみていました。
 もう一つは、トイレで下駄が散らかっていたので、並べ直していたのですが、通りがかった審判の先生が「ありがとう」と声をかけて行かれたこと。たぶん笹尾の先生ではなかったと思いますが、ああいう場面で自然に声をかけられるというのは、いいなぁと思いました。わたしも、あのようのどこの子にもいいことには声をかけられるように成りたいと思いました。叱るのはどこの子でも叱ってますが(笑)。


11/8
明日、笹尾記念大会

 明日は東員町で笹尾の大会。朝6:50集合で出発です。早い〜(^^;
 今回は、なかなか面白いバランスのチームなので、ちょっと楽しみにしています。
 速報も今回は出来ると思いますので、明日はがんばって書くことにします。稽古に間に合わないくらい残れるといいですねぇ。


11/5
3つの約束

 先日スポーツニュースを見ていたら、ジャイアンツの桑田投手が出ていました。
 その中で、息子さんたちとしている3つの約束、と言う話が出てきました。けっこういい約束だなぁと思ったので紹介します。
  1.ものは大切にすること
  2.あいさつはきちんとすること
  3.始めたことは、最後まであきらめずにやりとおすこと
 スポーツをやる子のみならず、子どもたちには、ぜひ身につけて欲しいことばかりですね。


11/4
市民武道大会

 今年も盛況のうちに終えることが出来ました。
 小学生の部で審判をしましたが、よりちゃんや、つねちゃん、まゆ、まどのがんばりが目につきました。
 レギュラー陣は…うーん、頑張ってはいるんですけどね。審判長講評の浜口先生の言葉は、そのままうちの子たちへのお言葉であったと思います。
「がんばるのは、みんなががんばっている。違うのは目標があるかないか」
 どのように受け止めてくれたでしょうか。
 3段以下や、女子の部、4段以上の部で先生方や先輩方が見せてくれた気迫。あれが、今の小中学生に足りない部分と思うのですけど。
 土曜日も試合が続きます。がんばりましょう。


11/3
全日本選手権

 危うく寝過ごすところを一迅さんからのメールで目が覚めて、見ました。
 んー…栄花選手、今年も残念だったなぁ。全体的には、崩して打つというより相手の打ちをつぶす、という試合が多かったので延長ばかりだったような気がします。栄花選手と宮ア選手のような試合は見られなかったかな…。
 しかし、その中で立花選手や優勝された安藤選手の思いきりのいい打ちは見ていて気持ちよかったです。
 明日は、市民武道大会。負けずに元気で頑張りたいですねぇ。


11/2
努力する天才

 一流のスポーツ選手って、二つタイプがあると思うんですね。
 一つは、とにかく反復練習を繰り返し、その積み重ねの経験則で勝負するタイプ。
 もう一つは、もちろん、練習は積み上げるんだけれども、土壇場で瞬間のひらめきがそれに優先するタイプ。
 子どもたちを見ていても、それぞれどちらに該当するかおもしろいんですが、例は挙げずにおきましょう(笑)。
 まぁ、往々にして勝負の場では、後者の方が強かったりします。
 誰かが「ものすごい努力で人に出来ない結果を残すのが秀才で、センスでそれを超えてしまうのが天才」といっていましたが、一理ありますね。
 しかし、粘り強さという点にかけては、はっきり前者が上だと思いますね。センスで勝負できてしまうので、天才型は研究をしないことに陥りがちです。
 本当に強いのは、向上心のある探求を忘れない天才であって、その点、もったいないなぁと思う子どもを時折見かけます。特に小学生から学生の間は、それでつぶれていく選手も多々いますから、がんばっていってほしいんですけど。
            ☆
 メジャー挑戦する松井選手のお父さんの「努力も才能」という言葉を聞きながら、そんなことを考えています。
 


11/1
11月ですよ

 さて、ここのところ、ずいぶんと寒くなってきました。お風邪とか召していらっしゃらないでしょうか?
 いよいよ11月。市民武道大会まで後3日です。がんばりましょう! 


 

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