(過去ログ/2003年6月分)
剣道では、初一本を大切にしなさい、という教えがあります。
試合の立ち上がり、稽古のとき、最初に打つ一本。最初からきちんと集中することで、その稽古、その試合全体がきっちりしたものとなります。
また、もう一つの理由が、先制することの有利さ。
今日、市長杯の結果をまとめた会報を配りましたが、個人戦をみてみると、100%先制した方が勝っています。
もちろん、通常は1本取られてから2本取り返すケースもあるんですけど、いかに先に一本取ることが大切か、このデータを見るとよく判ると思います。ましてや、最初の一本で先制できれば、こんなに有利なことはありませんよね。
特に、小学生は2分という短い時間の試合が主流。ますますそうした傾向は強くなります。
明日は錬成大会。監督をさせていただく小学生Bチームはもちろん、鈴鹿チームの選手には、そうした最初から集中した試合を期待します。
BBSの方で、目の怪我のことが話題になっていました。やはり感覚器官は脳・循環器系、基幹部と並んで取り返しがつかないことになることがあるので、自分も他人も大切にしたいですね。
目の怪我というと、剣道ではささくれが目に入ったりということがあります。怖い例では、先革が細かったか破れたかで面の物見から竹刀の竹が目を突いてしまったりということもあります(最近は、大きな試合では、先革の大きさチェックなどもきちんとしていますが…先革の大きさ規程がきちんとしたのもそれからだったと思います)。
わざとでなく起こってしまうのが事故ですが、こうした道具の手入れや扱い方できちんと予防できることは、他山の石として心がけたいものです。
町に出ると思わぬ人に会うことがあります。
昨日は、買い物をしていると、レジで店員さんから、
「山葵先生ですよね?」
と声をかけられました。白剣会でずっと剣道をがんばっていた子でした。
しばらく会っていなかったのですが、聞けば、学校を出て就職したとのこと。立派になったなぁと言う感じでした。
こうした白剣会の「卒業生」にばったり会うのは楽しいですね。
きっと、がんばってくれて居るんだろうなぁと。
何時の日か、今の小中学生達も社会に出て行くわけで、白剣会から巣立って行く子も多いのでしょうが、町でばったりであった時にどんな顔を見せてくれるのでしょうか。
それもまた、少年指導に携わる者の楽しみでもあります。
いよいよ明日は市長杯。明日は運営の方で、あんまり選手にはついてあげられないと思いますが、それぞれがんばって欲しいものです。
レギュラー陣はもちろん、小さい子たちの試合振りも楽しみにしています。
打突の好機について話をしました。その内の一つ「技のつきたところ」。相手が打った後、そのままになっているのに、こういうチャンスでなかなか打っていないんですよね。
打たれないから、相手も打突後の備えがなくなっていく。悪循環ですね。
自分たち同士の稽古では、そういったところを厳しくありたいものですね。
妥協をしない稽古が、自分も相手も向上させていってくれます。
あははは。自分でBBSカウンタ10000踏んでしまいました。皆様、いつもありがとうございます。キリ番にはさしてこだわっていないのですが、数字を見ると、ありがたいことだなぁ、といつも思っています。
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昨日は、久しぶりに2部練。朝からクリーンシティSUZUKA(全市内で校区単位で落ちている掃除をしましょうと言うイベント。最初は、学校単位だったのですが、最近ずいぶん市民に広がってきました)に参加して、その足で合同稽古へ。で、夜、剣和会さんにおじゃましてきました(今日もいまいち、疲れが抜けませんねぇ。情けない)。
鈴心館さんとの合同練習の日でしたので、にぎやかでした。
週末には、年に一度の市長杯。白剣会の子たちにもがんばって欲しいものです。
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