眼科最新情報(2)
角膜屈折矯正手術
近視等の手術的な治療法にはRK(角膜切開術)、PRK(レーザー角膜表層切除術)、LASIK(レーザー角膜層間切除術)の3つくらいの方法があります。その中でLASIK(レーシック)という高額なコンピューターを使用した手術器械が普及しはじめ、屈折矯正手術が比較的安全に出来るようになってきて、今後この手術が増加すると思われます。
RK(角膜前面放射状切開術)
点眼麻酔で角膜表面に瞳孔領をさけて、ダイアモンドメスで放射状の切開を加え、キズの瘢痕収縮で近視や乱視を矯正します。度数は切開線の深さや数で加減します。うすくキズが残るので夜間の運転時など光りがにじんで見にくいことがあります。
PRK(角膜表層切除術):エキシマレーザーで近視の強さに応じて角膜表面を削り取って近視の矯正を行います。キズの回復に少し時間がかかるのと少し混濁がのこることがあります。
LASIK(レーザー角膜層間切除術):角膜表層上皮のフラップを作ってその下の角膜実質をエキシマレーザーで削り取る方法です。上皮が保存されるのであとの痛みも少なくすぐから見えるようになります。
近視矯正の最大値は10Dまででそれ以上削るのは危険です。
手術器械と空調設備で1億円ちかいのでどこでも手術を受けられるわけではなく、三重では東海眼科、愛知では中京病院や三宅眼科などでされているようです。保険はききませんので片眼で20万〜30万円
くらいかかります。目的の度数にするには術者の高度の技術と経験が必要ですのでもしうけるかたは美容整形などの変なところでなく眼科専門医のきちんとした施設で受けてください。まだまだ手術による副作用に不明な点が多いので私としてはあまりお勧めしません。
LASIKの問題点:手術ですのでいつでも感染の危険はあります。またー10D以上の強い近視では結果が安定せず効果がききすぎて遠視になったり、足らない場合は近視が残ったりします。アトピーの方では術後網膜剥離を起こすことがあります。円錐角膜は角膜が薄くなっているので角膜穿孔の危険があります。手術時間は点眼麻酔で一人15分くらいと短い時間でできます。有名ゴルフプロが受けたこともあり、1日5人のペースで月20日すると収益は一眼30万円ではひと月3000万、1年で3億6000万円にもなるのでお金めあてでいいことだけ宣伝して手術を行うところがたくさん出来てトラブルも多発する恐れもあります。もしこのような手術を受けたい場合は信頼できる眼科専門医のいる施設で十分医師と相談したうえで決めて下さい。
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