ジャズについて

マイブーム

最近、僕にとってもマイブームを紹介したいと思います。
あまり聴かなかったCDを久々に聴いたら、すごく良かった・・・とかありますよね。
ついつい、カーステではこれをかけてしまう・・・とか。

ジャズバイオリニスト 寺井尚子を聴いてみました。(9/11) 
約1年ほど前から、テレビや雑誌、またレコード店でよく目にする寺井尚子なるものをレンタルで借りてきて聴いてみました。彼女はジャズバイオリニストということですが、バイオリンのジャズといというのを聴くのは僕は初めてでした。結果は・・・・うーん・・・これってジャズなんだろうねぇ・・・って感じ。でもバイオリンという楽器の特性か、何かジャズっぽくない。リズムは確かにジャズの匂いがするんだけど、弦楽器だからかキレが弱いんだなぁ。弦楽器といえば、ウッドベース、やエレクトリックギターなんかはよくジャズで使われます。でも、ウッドベースはやっぱり指でブンブンと弾いてほしいし、ギターはインタープレイ、はたまた無茶苦茶渋く弾かれるととってもジャズってしまうんですよね。でも、バイオリンはねぇ、どこか、タンゴを弾くヨー・ヨーマみたいに聞こえてしまうのは僕だけでしょうか?まあ、アルバム自体が多彩な選曲で一貫性がありませんでしたから、ジャズのアルバムとは言い難かったですけど。うーん・・・・やっぱりピアソラの香りの方が強かったかな?でも、彼女はとっても綺麗ですよ。年齢の割には。
好みの移り変わり
 ジャズを好んで聴くようになってから約10年の歳月が経つけれど、この10年間においても好みは少しずつ変わって来ている。学生の頃は、マイルス・デイビィスのバラードやケニー・ドリューといったムーディーな曲、またはレフト・ローンのような哀愁のある曲にあこがれ、好んで聴いていた。
 だけど、ここんとこ数年を振り返ると、ケニー・ドリューは全く聴かないし、マル・ウォルドロンもほとんど聴かなくなった。テナー・サックスのデグスター・ゴートンやスコット・ハミルトンも全く聴かなくなった。ビル・エヴァンスやマイルス・デイヴィスや今でもよく聴くが、その他、バド・パウエルや大西順子、キース・ジャレットや、ジョン・ライト、テナー・サックスでは、ソニー・ロリンズよりもジョン・コルトレーンの方が好きになった。別のページで僕のお薦め名盤、名曲、アーティストをあげているが、ほとんどが、メジャーな曲、有名なアーティストとなってしまった。好きなマイナーアーティストもいるが、冷静に考えてみると、やはり僕の好きなアルバム、アーティストは世界で評価されているものに限られて来てしまう。それは、マイ・ブームではないからである。何度も聴いてもいい曲、いいアーティストと、マイ・ブームとは基本的に違うと思う。
 ここでは、マイ・ブームを紹介したいと思う。一時的なブームかもしれないし、結果的にお薦め名盤にあがるようなお気に入りになるかもしれない。