中国武術調査
中国武術調査は、渡嘉敷唯賢会長が昭和62年より実施している。
この調査研究は、会長先生のまさにライフワークである。
既に25回の調査により、多くのことが判明した。
◆東恩納寛量師の中国での足跡とその師ルールーコー調査
◆沖縄空手に多大な影響を与えた武人の調査
◆沖縄伝武備志の調査研究
◆南少林寺考(福清南少林寺調査報告)
◆鶴拳(鳴鶴拳、食鶴拳、永春白鶴拳、等)の研究
中でも平成2年6月に、鳴鶴拳一代宗師・謝如如(ルールーコー)と、那覇手中興の祖・東恩納寛量翁の遺徳を忍び、福建省体育センター内に「顕彰碑」を建立した。
このことは、中国武術調査の成果が、すばらしい形となったものであり、剛泊会のみならず日中武術界にとって大きな意義のあるものである。
なお、研究成果の一部は、平成3年には沖縄タイムスに10回にわたり連載されている。
渡嘉敷会長先生の中国武術調査は、これからも続く・・・。