Sound Crews Jazz Orchestra

バンド活動は、人との繋がりであり、仲間との出会いがあって、より良い音楽が創造されていくものです。
また、バンドマンにとって楽器とは、自分自身をステージで表現するための道具である以上に、音楽活動を通じ、様々な修羅場を潜り抜け、喜怒哀楽を共にしてきたパートナーと言っても過言では無いでしょう。
このページは、サウンドクルーズジャズオーケストラのメンバーが所有している( していた )楽器を通じ、人と楽器の出会いのエピソードを紹介するページです。
題して“ 楽器博物館 ”です。
本ページは“ Musical instrument( 楽器 ) ”と“ Museum( 博物館 ) ”からの造語“ Musium ”と表現しています。
これは、管理人が独自に創造した言葉であり、当然、英和辞書を引いても出てきません。あしからず。 m(_ _)m


サウンドクルーズジャズオーケストラのメンバーは
こちらに記事と写真を送ってね。 (^_^)/
 

No,39 楽器名:バストロンボーン 投稿者:岡野 直樹
  KING 2106-LA( 6B ) S/N,855*** 1981年製

この楽器は、知り合いのビッグバンドで活動をされていた方のご遺族より、託して下さいました品です。
相手方よりお話を伺った後、この楽器を吹いてみたところ、その時の音は、『 まだ、生きているよ... 音は出るよ... 』と言っているかの様に、私には聴こえ、情が移ってしまいました。

個体の程度は、お世辞にも良いとは言えない状態でしたが、この当時、コロナ禍により当団のバンド活動も停止しており、再びこの楽器をステージにあげることが、いまの時世に対する願掛けになるのでは、そして、同志であった彼に対する敬意と、せめてもの弔いであると考え、日頃より懇意にして下さっている静岡県浜松市でトロンボーン工房『 Glanz Trombone 』を主宰する高山恵太郎氏へ、楽器をレストア・オーバーホールしていただくべく託しました。

その日から8ヶ月後、ゴールドブラスベル特有の暖かみがありつつも、シャープな反応がする素晴らしい楽器に蘇りました。
バンド再起動後の初イベントとなった『 四日市 Jazz Festival 2022 』にて、この楽器を使いましたが、久々のステージで、楽器も嬉しそうでした。 (^_^)/
No,38 楽器名:テナーサックス 投稿者:黒尾 道雄 
  Cannonball T5-BiceB “Raven”

サックスの師匠 音川英二先生がキャノンボールを使用していることから、少しでもあやかりたいとのことで15年ほど前に手に入れました。
キャノンボールの代表的モデルです。ブラックニッケルサテンのビッグベルの管体に準宝石を散りばめた派手なボディで、Selmer MarkYよりも1Kg弱重いですが、大変吹きやすい楽器で気に入ってメインに使用しております。 
No,37 楽器名:テナートロンボーン 投稿者:民秋 道子 
  KING 2103S S/N,157*** 1986年製

若い頃は、関西 武庫川あたりで演っておりました。(笑)
バンマスの様に楽器に詳しくないので、予算に合うものを何本か選定して頂き、このシルバーのトロンボーンに出会いました。
スターリングシルバーベル、一目惚れです。(///ω///)
なかなか良いトロンボーンに出会えました。♪ 
No,36 楽器名:テナートロンボーン 投稿者:中村 圭一 
  C.G.Conn100HY

すでに手放してしまった楽器ですが、学生時代はこちらの楽器をメインで使用していました。(今は残念ながら諸般の事情で手元にはありません。)
この楽器で山野ビッグバンド ジャズコンテストや愛知学院大学Swinging All Starsのステージにて演奏する機会を得たのは何よりも得難い体験でした。 Larry Minickがデザインした楽器で、ジャズ向けかつ見た目にもフォルムが美しい楽器でした。(Larry Minickはオープンラップの機構を考えたりした著名な楽器デザイナーさんでした。)

学生だった当時Bill ReichenbachやAllex IllesといったL.A.のスタジオプレイヤーの明るく軽快な音色に憧れConnの細管のトロンボーンを探しましたが、それらのプレイヤーが使っていたモデルはすでに廃番でした。(中古もなぜかなかったしあっても…。)
そのため明るい音色でマイク乗りがよくかつスライドの出来が比較的良かったこのモデルを選んだ記憶があります。

私は当時も今も音楽の技術的には見る影もないため、その当時Bill Watrousはおろか、J.J.やCurtisを聴いてもため息しか出ず、そうした偉大なプレイヤーへの憧れは持てなかったため、トロンボーンであってもヤマハやkingを選びませんでした。

当時はBachのトロンボーンを選ぼうものなら、(今をときめく黒田卓也さんが使用されているような)ビンテージのN.Y. Bachじゃなければなぜか低く見られるといった変な時期でした。
(今を思えばそんなに高くなかったはず。)
M.RathもShiresもなかった時期です。機会があればLarry Minickがデザインしたバストロンボーンの112HYや、この100HYを再度手に取りたいものです。 
No,35 楽器名:テナートロンボーン 投稿者:大竹 輝道 
  V.Bach LT16MGP( Bill Watrous Model ) S/N,963** 1990年製

その昔、学生時代にはフランク・ロソニーノに憧れ、同時にJJジョンソンはもとより沢山のトロンボーンプレイヤーを目標にしていましたが、衝撃的だったのはビル・ワトラスとの出会いでした。
いずれはワトラスの様な、よどみなく、また流れるようなトロンボーンプレイヤーになりたいと、ワトラスモデルのトロンボーンを購入したのです。 
No,34 楽器名:サックスいろいろ 投稿者:山田 康弘
  ソプラノ:Selmer Super Action Serie-U
アルト:Selmer MarkZ
テナー:Selmer Super Action Serie-U

クラッシックサックスの音色に憧れ学生時代から社会人吹奏楽一筋(社会人では主にアンサンブル全国金賞を目指し奏者と指導活動)

写真のソプラノとテナーはアンサンブル全国で演奏した楽器です。

その後、十数年ブランクがありましたが、ジャズにチャレンジしたいと思いSCJOにお世話になってます。

特にジャズのサックスは音色、奏法も全く違うので、先ずはマウスピース(AIZENのLS開き7)リード(バンドレンJAVA3)の仕様に変えて音色奏法含めトライしています。 
No,33 楽器名:ドラムセット 投稿者:岡野 直樹
  YAMAHA D-20 1968年製

ヤマハから最初に発売されたドラムセットだそうです。
このドラムセットは、元プロドラマーの方が所有されていた品物で、現在は当団の備品です。
レールマウントにシンバルアーム。まさに60年代というセットですね。

このセットの前の持ち主の方と私は、20数年前にバンド活動を通じて数回お会いしたことがあったのですが、その数年後に亡くなられました。
その後、形見分けの品として様々な方の元へ盥回しされたとのことですが、最後は某所農機具小屋で数年間の眠りについていたそうです。
そして、4年前にボロボロサビサビの状態で発掘されました。(笑)

私が初めて、このセットを目にした時、本当にゴミ同然の状態でしたが、これを楽器として使えるものにして、使っていくことが、バンドマンとしての弔いであり、彼に対する敬意であると考えました。

そして、様々なドラマーの方のご指導をいただき、約2ヶ月かけて少しずつ修復しました。

人は亡くなったとしても、使っていた道具には魂が宿っているものです。
このドラムセットには、バンド活動に対して真摯に取り組んで行って欲しいとの願いが込められているのです。 
No,32 楽器名:トランペット 投稿者:眞野 喜代彦 
Jerome Callet Super Chops

以前はBach180MLモデルを使用していました。
子供が中学でトランペットを始めたので、上手になったら譲るという約束をしてたのですが、思いのほか早く上達してしまい、私自身もトランペット卒業なんて考えてたのでちゃっちゃと譲ってしまいました♪

しかし・・・やっぱ未練なのでしょうか・・・
何の気なしにネットでラッパ見てたらJerome Callet発見!!
良いな〜なんて思ってたけど『いやいやトランペット引退したんだから欲しがってはいけない』と自分に言い聞かせておりました。

月日ながれてそんなことも忘れたころに、奥様より私にプレゼントが♪
なんじゃろと箱を開けてみたらなんと『Jerome Callet SuperChops!!』いやぁびっくりしました・・・

奥様曰く、引退なんて老け込むには早すぎるよな・・・って(-_-;) 
なんともありがたい話でございます。

もうちょっと頑張りますね〜♪ 
No,31 楽器名:アルトサックス 投稿者:神崎 涼子 
  Yanagisawa A-901 Special

大学の頃に手にしたサックスです。

かれこれ○○年吹いてきたので、近くで見るとキーのメッキはだいぶ剥がれ、ベルも傷だらけです。

大学で初めて参加したビッグバンドは刺激がたくさんあり、周りの上手な先輩・同期に早く並びたいと練習していた頃を思い出します。

一度は買い替えようと思ったこともありますが、すっかり手に馴染んだ楽器。

この先も大切に、永く付き合っていきたいです。
No,30 楽器名:フリューガボーン  投稿者:大竹 輝道 
  KING 1130-LA S/N,781*** 1979年製

今から40年ぐらい前に、名古屋のある方から譲っていただいたものです。
当初は、各スライド菅がほぼ全部、良く動かなかったのですが、なんとかスムーズに動けるようにしたり、ピストンの修理にもだいぶ手間がかかりました。
狭いライブハウスとか、遠方に出かけるときの練習に、重宝いたしております。
マウスピースはニューヨークバックの12Cですが、ゴルフ用クラブの重りをつけたり、スロート部分には、ドイツからお越し下さった方に、調整していただいてバランスのとれた楽器となりました。
あれやこれやで40年お付き合いしてくれたので、最後までつきあってもらおうと思っています。 
No,29 楽器名:テナートロンボーン  投稿者:大竹 輝道 
C.G.CONN 48H Connstellation S/N,N167** 1970年製

私の一番古い相棒。
私が高校3年の12月に購入し、46年以上の年月をお付き合いしてくれた、私の最も古い相棒です。
その間のステージでは、南佐織さんから始まって、たくさんの方のバックバンドで活躍してくれました。
時には勢い余って、スライドを飛ばしてしまったことありました。
その際の事は今でも映像が鮮明に思い出されます。
もちろん本番ではなく練習の時でありました。
最近になって、バンドのリーダーからのリクエストにより、この『エルクハート コンステレーション』をビックバンドで使用しております。
所有している楽器の中では一番良い楽器だと思っています。
バランスも良く長年よく吹き込んだものだと、自画自賛しております。
No,28 楽器名:テナーサックス 投稿者:太田 晴香 
Yanagisawa T-WO20

ヤナギサワのテナーを買う前は、ヤマハを使用していました。

中学・高校の吹奏楽部、大学のビッグバンドで、6年くらいヤマハを吹いてたかな? 

妹が、No,27の記事にあるアルトを買ってもらったと知った時は、正直羨ましかったです…。(笑)

それもあって、大学4年生の時に、このヤナギサワに買い換えちゃいました!

でも結局、今ではアルトも私が使ってますが。(笑)

ヤナギサワを2本も持ってるなんて、かなり贅沢者ですよね…。

これからも大切にしていきたいです。(*^^*)
No,27楽器名:アルトサックス  投稿者:太田 晴香 
Yanagisawa A-902

このアルトサックスは、妹が中学の吹奏楽部で使用していたものです。

妹は、もう吹かないみたいで、勿体ないので私が使っています。(笑)
No,26 楽器名:バストロンボーン  投稿者:岡野 直樹 
KING 2107-LA(7B) S/N,40_327*** 1990年製

KING製のバストロンボーン( 6B-LA,6B-SS )を吹いてきたので、やはりKING製のインラインダブル型楽器も手にしたいと思っていたところ、これまた縁あって私のところにやってきました。( 笑 )
この楽器もまた6Bシリーズ同様、生産中止機種ですが、6Bシリーズよりも個体数が少なく、ビッグバンドバストロ吹きの間では今でも人気の高い機種です。
しかし、この楽器は今までに私が見たこと無いくらい、粗末な扱いを受けてきたであろうことが伺える状態で転がり込んできたのです。それはまさに、数々の修羅場を潜り抜けてきた古傷が痛々しいとしか言い様の無い状態でした。
なので、この楽器にも陽の目を見せてやろうと思いリペアーに出したのですが、思惑とは裏腹にビックリするような期間と費用を掛けての修復になってしまいました。
その甲斐あって、伸びのある豊かでクリアーな音がする楽器に仕上がりました。また、KING特有のゴールドラッカーは、煌びやかで実に美しいです。これから大切に扱い、第二の人生を謳歌させてやろうと思います。
No25,楽器名:トランペット 投稿者:吉川 順一 
Benge 6X

Lボアのライトウェイトで重量的にも軽い楽器。
高校1年生の時に買ってもらった楽器です。

当時の物価と為替レートと考えると親も奮発してくれたんだと思います。
その分、大事にしてつつも来る日も来る日も練習しました。

その結果、全国吹奏楽コンクール全国大会出場。といった、高校時代を一緒に過ごした思い入れのある楽器です。

とっても甘い音がでますが、ピストンバルブのストロークが 他メーカより長くてフィンガリングが大変。。。。 
No,24楽器名:コルネット 投稿者:山中 靖子 

Schilke XA1 S/N,38***【 1990年代前半の品 】

大学時代は、朝から晩まで音楽活動に明け暮れていました。
その時の同志は現在、自営業を営み、好きなラッパを辞めてしまいました。
そして、同志は私に「使ってやってくれ。」と、この楽器を貸してくれました。
と言っても、私の音楽活動の中でコルネットの出番は無く、借りて数年のうち、私が吹いていてたのは、3ヶ月。
「シルキーのコルネットって珍しいね。」とみんなに可愛がってもらいました。とても良い声が出ます。

果たして、この楽器にサウンドクルーズでの出番はあるのか?

No,23 楽器名:トランペット 投稿者:山中 靖子 
  Jerome Callet Symphonique 470SP

メンバーの熱烈な薦めに従い、東京で楽器屋巡り。
まずは下見・ご挨拶のつもりでした。

某楽器店長さんのしつこくなく、でも説得力のある解説。
私の好みと力を見抜いて次々に出されるラッパたち。
楽しいひとときでした。

そして、「この子だな」と思える出会いがありました。
あたたかく、太く明るい声がしました。
しかし、頭を冷やそうと、一晩考えることにし翌日、やはりお別れを言おうと最後に会いに行ったつもりが…
一緒に帰ってきた次第です。

大切にします!
No,22 楽器名:サックスいろいろ 投稿者:永井 嗣基 
  左から…

カーブドソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックス。
産地は中国、米国、仏蘭西、日本の順となっております。

ソプラニーノとバスを手に入れたら、完成です。( 笑 ) 
No,21 楽器名:トランペット 投稿者:佐藤 栄晃 
  Marcinkiewicz Claude Gordon 470 S/N,1***

2009年10月に購入しました。私のトランペット第3号機です。
この楽器は、かの有名なコルネット奏者H.L.Clarkeの弟子であるClaude Gordonのシグネチャーモデルです。・・・といっても、これは復刻版です。もともとは、今は無きA.Selmer社で製造されていたClaude Gordonモデルを、Joe Marcinkiewiczがそっくりそのまま復刻させることに成功したのです。唯一異なる点としては、フィニッシュがラッカーではなくシルバープレートである点です。特徴としては、大きなボアとライトウエイト・ベルで、フリーブローが可能であるところです。
2009年の「採用試験に合格したら自分へのご褒美で買おう!」と心に決めて、それは見事に果たすことができました。
当“Musium”に掲載している2号機を下取りに出して、購入しました。
1本1本が手作りであるため、同じシリーズでもそれぞれに個性をもつ楽器ですが、このシリアルもとても良い楽器です。一生物にするつもりなので、大事に大事に使っているつもりです♪
No,20 楽器名:ウクレレ 投稿者:城田 学克 
GString Ukulele M1Standard S/N,52

前から、自分の見た目的に( 汗 )ウクレレって気がしており、
昨年ハワイで購入しました。

密かに練習中です。
No,19 楽器名:バストロンボーン 投稿者:岡野 直樹 
  Bach 50B2OGB S/N,781** 1988年製

学生時代に使用していた楽器です。 
学生時代、ソフトケースに入れて電車に乗ったら、乗客に押されてベルが『 への字 』になってしまったので某楽器屋へ修理に出したら、更にボコボコになって返却されてきました。
夏の合宿で雨にうたれ、学校4階の階段から足を滑らせて、落ちたりもしました。後輩に貸したらE♭管のレバーが折れて返却されるなど、非常にハードで悲惨な使い方をしていたため、ラッカー残存率約75%、管体ボコボコ、スライドガサガサ、共振しまくりの“ お気の毒仕様 ”になってしまいました。 (>_<)、、
そんな青春の日々を共に歩んだ思い出深い楽器だったのですが、関東への出張時にNo,11で記されている楽器を見つけて、どうしても欲しくなってしまいました。
残念ながら貧乏オジサンには、この楽器を売り払いお買い上げするより選択肢はありませんでした。こんな悲惨な状態なのに、僕が金を持ってなさそうだったのでだかどうかは不明ですが、高額下取りしていただきました。
この楽器を手放した1ヶ月後に出張でこのお店へ行きました。すると、この楽器が店頭にリペアーして置いてありました。あんなにボコボコ、ガサガサ、ビビリマクリ状態だったのに僕が所有していた楽器じゃないくらい綺麗に修復されていました。店長さんに『 吹かせて下さい 』と言い吹かせてもらったら、学生の時の音がしました。名残惜しいですが、この楽器に『 嫁ぎ先で幸せになって下さい… 』と言い、さよならしたのでした。
更にその後、店長さんからの話によると、関東在住のバストロ吹きの方に“ 良い響きがする ”と大変喜んでいただき、ニコニコでお買い上げしていただいた様です。
( この写真は楽器屋さんの御厚意により、リペアー後の状態を撮影したものです。 )
No,18 楽器名:トランペット 投稿者:佐藤 栄晃 
  H.Selmer Concept TT GL T Ref54.cl S/N.90***

5年ほど前に購入したトランペット2号機です。
当時、私はサテンラッカーの楽器にとても憧れていましたが、目にするのはMonette等の超高価なものばかり・・・。

しかし、某ブラスマガジンで発見したのがこの楽器。
一目惚れして即購入を決意しました。

『 TT 』とは、” Twin Tube”のことで、リードパイプが二重になっており、振動を外に逃がさないのが特徴で、ペダルトーンからハイトーンまでしっかり鳴ります。
また、サウンドも見た目と同様に適度なざらつきがありますが、この楽器でジャズやラテンばかりでなく、吹奏楽やスカ等、様々なシーンを乗り切ってきました。

この楽器は3号機購入のために手放してしまいましたが、見た目・サウンド・バルブアクションの3拍子が整っていた楽器でした。
No,17 楽器名:アコースティックギター 投稿者:佐々木 光久 
  CROMWELL G-4?( 型番不明 )

クロムウェルとは、ギブソン製の通販会社向けのブランドです。
1935年に製造が開始され、1939年にはクロムウェルのブランドが無くなります。
このギターはテールピースが1950年代、ブリッジが1930年代のギブソン純正パーツに交換されています。

サウンドクルーズジャズオーケストラに2008年4月結成時より参加し、最初のデモCDで久しぶりにベイシーを聴いて、「 やっぱりアコギがいいなぁ 」と思い、7月から探し始め、9月に手に入れました。

けっこう傷が多く、見た目が悪いのですが、枯れた良い音がします。
「 これで俺もフレディーグリーン気分!! 」と思ったのですが、現実は厳しく、なかなか弾きこなせません。 (>_<)、、 
No,16 楽器名:エレキベース 投稿者:城田 学克 
  型番および楽器との思い出( 写真左側より )

@Aria ProU VAB-400M
高校生の時にギターとベースの違いもわからず買ったベースです。
私の音楽の始まりとなる楽器です。もう、ピックアップなどの調子も悪く物置にしまってあったのを久々に引っ張り出してきました。

AMoon JJ-5
大学のジャズ研に入って買ったベースです。エレベで一番使ったベースです。私のJAZZの始まりとなる楽器です。

BFender JAZZ Bass
2年位前に衝動買いしてしまったベースです。

CEpiphone 型番不明
トランペットの大野さんに頂いたベースです。形がおしゃれです。
 
No,15 楽器名:トランペット 投稿者:佐藤 栄晃 
  Bach 180ML37GB S/N,545***

トランペット1号機です。大学時代に購入しました。
Bachは、今日のトランペット業界では、ほとんどの人が所有、または吹いたことがあるというほどの人気メーカーです。

私もそれに乗っかる形で、しかも『 トランペットは“ 金 ”! 』という当時のこだわりからこの楽器に決めました。
さすが人気メーカーということもあって、中音域のバランスが良く、鳴りの良さはラッカー仕上げならではです。

現在では、3号機であるメイン楽器の影に隠れてしまい、“ 代車 ”的な存在になってしまいましたが、どうにも手放せずにいて、時々ケースから出して吹いてあげています♪ 
No,14 楽器名:トランペット 投稿者:小林 大介 
  Schilke X3L-GP AS( Arturo Sandoval )Model

高校1年のときに、『 このトランペッターはハンパねぇ! 』と先輩に貸してもらった『 GRPオールスタービッグバンド 』のライブビデオ。
サンドヴァルに初めて出会ったビデオです。
ただひたすら、カウベルを楽しそうに叩くおっさんの姿を見て、何がハンパねぇのかさっぱりわかりませんでしたが、6曲目の『 Cherokee 』で度肝を抜かれたのを今でも覚えています。

一般の吹奏楽団体を仕事の都合で退団( 休団? )して数年・・・
SCJOのバンマスさんとご縁があり、この団体でトランペットの一員として参加させていただくことができました。
数年のブランクと練習不足( 練習嫌い )を棚に上げ、高い音が出ないのも、思うように吹けないのも、何でもすべて『 楽器が悪い! 』と言い訳にしていました。
言い訳ばかりでトランペットパートどころか、バンド全体の足を引っ張っているのも悪いなぁという思いと、『 1番目立ちたい、1番上手になりたい! 』という困った性格の持ち主なので『 上手くなるにはまず形から! 』という、これまた訳の分からない理由で購入した楽器でございます。(笑)

さすがに高級品だけあって、『 音色よし、音程よし、吹き心地よし 』など、文句ひとつない楽器です。が、サンドヴァルみたいな音なんてちっとも出てくれません。やっぱりきちんと練習しなきゃダメですよね・・・( 笑 ) 
No,13 楽器名:アコースティックギター 投稿者:永井 嗣基 
  K.Yairi YW-1000( 改 ) 1979年製

私が日本一のアコースティックギター製造メーカーだと思っているKヤイリ社の一品です。

私が『 ギター小僧 』だった30年前の購入です。

ヤイリ社に依頼しポジションマークを6角貝インレイからスノーフレイク( 雪の結晶模様 )に改造してもらいました。

サイド&バックのハカランダ( マメ科の植物・現在はワシントン条約により伐採規制中 )の木目模様がすばらしく一目ぼれしてしまいました。

おこずかいをセコセコ貯めて1万円札は2〜3枚、残りのほとんどを1000円札で支払った記憶があります。 
No,12 楽器名:バストロンボーン 投稿者:岡野 直樹 
  KING Duo Gravis( 6B )Silver Sonic S/N,570*** 1977年製

No,11に記されているKING DuoGravis( 6B )のSilver Sonic( スターリングシルバーベル → 含有率92.5%の銀無垢ベル )版です。
No,11の楽器を手に入れ、3年程メイン楽器として使用していたのですが、この楽器の存在を知り、どんな音がするのか非常に興味があり、長年に亘り探していたのですが、縁あって手にすることが出来ました。 (^_^)v

この楽器は、1970年代に期間限定で販売されていたDuo Gravisのハイエンドモデルであり、現物を見たことがない方も多いと思います。
No,11の楽器と比較すると、ベルが厚く、重量感があり、インナーベルには金メッキが施されています。
吹奏感はスターリングシルバーベル特有のダークサウンドで、音の遠達性にも優れています。
F管とD管の曲線形状は、唯一無二で実に美しく、制作者の妥協無き手間と拘りを感じることが出来ます。

まさに、ビッグバンドに取組むバストロKING党員の、喉から手が出る様な激レアアイテムです。 w(^0^)w
No,11 楽器名:バストロンボーン 投稿者:岡野 直樹 
  KING Duo Gravis( 6B ) S/N,468*** 1970年製

この楽器を手にするまでKING製のバストロを吹いたことが無かったのですが、関東への出張時に東京都内某中古楽器店に立ち寄ったところ、この楽器と出会いました。店内に並んでいた1本のトロンボーンから“吹いてみろっ…”と声がしたので、よく見てみるとオフセットダブルロータリーのバストロンボーン“KING Duo Gravis”でした。
過去にサイト上で見たことはありましたが、現物を見るのは初めてでした。ラッカーのハゲや凹出し修復痕が多数あり、様々な修羅場を潜り抜けて来たであろうことが伺えます。なので、お世辞にも美品とは言えませんが、機関の致命的な不具合はありませんでした。
楽器と目が合ってしまい、気になったので店長さんにショーケースから出してもらい吹いてみると、バストロなのに明るい音色で、攻撃的なサウンドがしました。この楽器は製造後40年以上経過しており、現在では製造されていないモデルです。これらの特色からビッグバンドをやっているバストロ吹きの間では、未だに中古で探している人が結構いる様です。店長さんの話によると、私がこの楽器を見つけてキープしてから後に3人の方がキャンセル待ちをしていたそうです。
この頃に製造されたKING製トロンボーンには…
2B( 細管テナートロンボーン ) … “Liberty”
3B( 中細管テナー/テナーバストロンボーン ) … “Concert”
4B( 太管テナー/テナーバストロンボーン ) … “Sonorous”
5B( シングルロータリーバストロンボーン ) … “Symphony”
6B( オフセットダブルロータリーバストロンボーン ) … “DuoGravis”
という様に呼称が付いています。
ちなみに“Duo Gravis”とはDuo( 2重奏 ),Gravis( 感動 )と言う意味だそうです。
こんな即戦使用可能な楽器にふさわしい名前ですね。 
No,10 楽器名:サイレントベース 投稿者:城田 学克 
  YAMAHA SLB-200

仕事帰りなどの、練習前に楽器を取りに戻れない時などに便利です。
No,09 楽器名:アルトサックス 投稿者:平川 智子 
  H.Selmer Super Action SERIEU

今まで使っていたメインの楽器が入院。
思いのほか長引きそうなので、この楽器を復活させました。

復活?

実はこの楽器、私の母の楽器なのです。
母も昔、Saxを吹いていたのです。

この楽器を吹いたメンバー曰わく、今まで使っていた銀メッキ仕上げの楽器よりも深みがあって、良いらしい。

これを機にメインにしちゃおうかな。
No,08 楽器名:トランペット  投稿者:西田 しのぶ 
  Holton GT 102US

今から十数年前、私が中学生の時に両親に購入してもらった楽器です。
購入時には何本も試奏し、一番深みがあり、柔らかな音色がしていたこの楽器を選びました。

中学・高校と部活で愛用し、吹奏楽部の無い専門学校へ進学したと同時に、押入れの奥へ眠ることになってしまいました。 ^^;

タンスの肥やしとなっていたこの楽器。

その後、私は社会人になり、トランペットの活動を再開。

そして、縁あってScjoで吹く事となりました。 \(^o^)/

青春の思い出が、いっぱい詰まったこの楽器。
大切に使っていきたいと思います。
これからも、また沢山のいい思い出を、この楽器と作りたいです。 ♪
No,07 楽器名:ケーナ 投稿者:永井 嗣基 
上…ペルー製
下…日本製( YAMAHA )

南米アンデス地方の民俗楽器です。
フォルクローレと呼ばれるアンデス地方の音楽に使われることが多いのですが、サイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んでゆく』のヒットにより、いろんなジャンルで使用される様になりました。
他の管楽器とは違って木で出来ており、『自然な音色』『構えない』『手軽』なところが気に入ってます。
写真上の品物はペルー製ですが、私がペルーへ行って買ってきたのではなく、買ったのは近所の楽器屋です。(^_^;)
日本製の品物との違いがあるのか気になったので、ついでに日本製( YAMAHA )も買ってしまいました。
No,06 楽器名:テナーサックス 投稿者:吉田 恵美 
Yanagisawa / T-900μ

高校時代はホルンを吹いていましたが、サックスをやってみたくて大学のJazzサークルに入った時に、浜田さんのオススメで、このYanagisawaのテナーを購入しました★

購入したのは2年目の時なので、実際にバンド活動で使っていたのは3年程で、それ以降サウンドクルーズにお誘いを頂くまでの間、使っていなかったので、新品なの?と聞かれるくらいピッカピカです(^_^;)

これから、もっともっと使い込んでいきたいと思います!!
ケースがセミハード(?)で軽量なところがお気に入りです★
No,05 楽器名:テナートロンボーン 投稿者:岡田 伸一 
H.N.White KING Concert( 3B )Silver Sonic S/N,387*** 1963年製

欲しかったので買ってしまいました。







やはり、ビッグバンドでトロンボーンを吹くなら、これですね!
間違いありません!!
No,04 楽器名:フリューゲルホルン 投稿者:佐藤 栄晃 
  Couesnon 142S Monopole S/N,20***

2001年5月購入。
一時はフリューゲルホルンの代名詞でもあったといわれるCouesnon( ケノン )。
残念ながら、これはヴィンテージではなく新しいモデルです。
この楽器との出会いは、当時私が師事していたM氏に「フリューゲルホルンを吹いてみたい」と相談したところ、「フリューゲルホルンを吹くことはトランペットにも良い効果をもたらすから、1台は持っておくと良い」と薦められました。
師に連れられて、レッスン会場であった名古屋市内にある某楽器店の店員に尋ねたところ、店の奥から出てきたのが、これでした。
早速試奏させてもらいましたが、甘くダークな音色でありながら心地よい吹奏感で、一目惚れならぬ「一触れ惚れ」でした。
その店員の話によると、Couesnon社が楽器メーカーのリストから消えてしまい、国内において新品でこのメーカーの楽器が入手できるのは難しく、ここでも最後の1本だったそうです。
こうなればもう、一切迷うことなく購入を決意しました。
( もちろん親借金でしたけど・・・ )
学生時代は、よく使っていましたが、社会人になってなかなか出番も得られず、半ば放置しかかっていましたが、Scjoで再びこの楽器を吹かせていただく機会をいただいています。
もちろん、私が惚れた「甘くダーク」なサウンドは今も健在です♪

その後…
メンバーの山中さんに買い取られて、大切に使われています。(笑)
No,03 楽器名:フルート 投稿者:平川 智子  
  楽器の説明…
2台目のフルート。

中2の時に当バンドの浜田さんから買ったものです。
当時、浜田さんは、うちの中学校によく来てくれていて、相談したところ何本かのフルートを持ってきて下さり、その中から選んだ一本です。
この楽器と毎日一緒に過ごし、沢山の賞を獲得する事に貢献してくれました。
10数年たった今でも、まだ現役で頑張ってくれています。



でも新しいフルート欲しいなぁ。
No,02 楽器名:コントラバス 投稿者:城田 学克  
  Oriente FB-65( フラットバック ) S/N,2 2005年9月製。

FO-62( フラットバック )の試作版( 2作目 )です。
ベースの購入を検討している時、私のベースの先生に相談したら、当時、国内メーカでフラットバック( ボディーが平ら )のベースがあまり無く、試しに先生が作ってもらったら、結構良い音がするので、高価な割りに当り外れのある海外製のベースで良い楽器を探す位なら作ってもらえばと、ヒガシさんを紹介頂き、作ってもらった楽器です。
当時はまだ、型番が決まってなく、2作目( この楽器 )も結構良い感じに出来たので商品化しようかと迷っていたので、ヒットすれば2ロット目であれば、プレミアかも( 笑 )と思い、当時予定していた名前( FB-65 )とシリアル作成日を楽器に入れてもらってます。
この前、オリエンテのHPを見たらいつのまにか、FO-62と言う商品で商品化されておりました。 
No,01 楽器名:バストロンボーン 投稿者:岡野 直樹 
  Bach LT50T3GB S/N,114*** 1995年製

私が学生時代にお世話になった某プロオケのバストロ吹きの先生が同型のものを使用されており吹かさせていただく機会がありました。
その時の素晴らしい吹奏感が忘れられず『 いつか買ってやる! 』と心に誓ったのでした。
それから7年後、ようやく新品で手に入れることが出来ました。
そして、この楽器を先生のところへ持って行き『 先生吹き込みして下さい 』とお願いしました。すると先生は『 ん〜なかなか良い楽器だね 』と言って吹いていましたが、何時間経っても手放さず『 これ売ってよ 』って言うのです。そして数時間後、『 ???万円出すから置いていって! 』と言うのです。そこで先生に先生が普段吹いている楽器を吹かせていただき、その直後に僕が購入したこの楽器を吹いてみました。するとやはり僕が吹いても僕の楽器の方が良い音していました。もちろんその時に手放さず、今でもメイン楽器として使用しています。ちなみに後からライトウエイトスライドを組み合わせたので型式の頭に“ LT ”が付くのです。ライトウエイトスライドに交換すると音の輪郭がはっきりします。
この機種のG♭管レバーはストロークが短いことにより、手の小さな私には、瞬発的な操作が難しかったので、1セントコインを銀ロウ付け加工しました。これからも大切に使っていきたいと思います。

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