Shigeta Museum

私は仕事で、アフリカ大陸、東南アジアに深いかかわりをもったこともあり、相当いろいろな民芸品を買い集めた。ここに紹介するものはその中のほんの一部にしか過ぎない。またしても、金目のものはありません。
然し、皆私が好きなもので、それらを見るたびに、昔の辛かったこと、楽しかったことを思い出させてくれるものばかりです。

ナイジェリアの首都ラゴスのホテル前で買った。少女像、ナイジェリア人の商人は普通の木の彫刻を靴墨で黒く磨いて黒檀と称していたが、これは本物の黒檀。品のいい顔だったので買った。値段?日本円で2,3万円だったかな。

インドネシアで買ったヒンドゥ
のモチーフ。限りなく深い森林でのシバの女王と男の忍び会い。立体的な彫刻で素晴らしい。実はジャカルタを訪問するたびにこの彫刻を買ったが、皆欲しい人に差し上げてしまい、これは絶対誰にもやらないぞと決心したもの。値段9,000円ぐらいだったか。

今から40年程前にロスアンゼルスに出張に行ったとき、メキシコのエンセナダまで行った。そこで買った石の古代マヤ文化のモチーフの青い石を固めた民芸品。非常に重く日本へ持ってくるのが大変だったのを覚えている。   これはアフリカにも東南アジアにも関係の無いものだが、ここに入れる。

改めて紹介します。つがいの極楽鳥。マレーシアのペナン島のコーンワール要塞の売店で買ったものです。実に良く出来ていて、数つがい買いたかったのです、これと同じ物は全然なく、デザインも形も気に入らず。その後もペナン島に行くたびにその売店を覗きましたが、私を感動させたこのつがいほどのものはなくいつもすごすごして帰って来たものです。
値段はひとつがい3,500円から4,000円ぐらいだったと記憶しています。

これは長さ45センチ、巾20センチぐらいの螺鈿の4季をあらわした壁掛け、ベトナムはハノイで買った。恐ろしく安く、4枚組で3,200円だった。ベトナムには4季はなく明らかに中国文明下のッ作品だろう。写真が悪く残念。素晴らしい作品。

これはナイジェリアのイバダン(ラゴスのきた20キロ)の
プレミアホテルの売店で買う。小から大までの20匹の象牙製、と黒檀製の計、40匹の象の大群。全部で10万円はしたと記憶している。

これ判りますか?アフリカの砂漠の砂はこのよう
に結晶化します。それで"Rose of desert" と呼ばれています。もっとずっと美しかったのでが、日本の湿度が高く、しかも15年は経過しているので大分崩れたようです。

確かピエナ・フィエスタといっただろうか、昔イメルダ夫人が定宿にしていたホテルの前に民芸品点でかう。この写真では良く判らないがかなり立体的な彫刻。かもの親子をかたどったもの。実に暖かい家族を表していて、私の鈴鹿の家の階段に掛けてある。

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