鈴鹿市は市政60周年を迎えました。
人間に例えれば「還暦」です。
「還暦」の意味は、「60年で再び生まれた年の「えと」に還るからいう」とのことです。
現在、鈴鹿市は、人口 約19万4千人、平成14年度予算は 924億2千60万円、とその規 模に於いては三重県下第2位の市となりました。
市長はじめ職員の皆さんのご努力に敬意を表し感謝を申し上げたいと思います。
さて、(小泉内閣メールマガジン第44号2002/04/25-05/02)総理就任一周年を迎えて・ の記事にー
(数字でみる日本)
●3218団体
「3218団体」とは平成14年4月1日現在のわが国の市町村です。このうち「市」は675、「町」は1981、「村」は562で、「町」が一番多くなっています。
中略・・
市町村の行政サービスを向上させるため、住民の立場からの市町村合併が検討されています。
―がありました。
*総務省ホームページ(市町村数の変遷と市町村合併の特徴)
まさに、総務省が提唱するように、市町村合併は「住民の立場からの市町村合併」で なければならないのです。
名張市の「亀井利克・新市長」は合併問題について、4月26日の新聞報道で次のような コメントー
■9月議会に合併の賛否を問う住民投票条例を提案、来年1月、2月に投票できる手続きをする。住民の議論を助けるため、地区別の合併説明会も開きたい。
―を発表しています。
また、(日経新聞2/20報道)にー
■朝霞など埼玉4市においても「合併の是非をめぐり、来春に住民投票」を実施する方針を決めた。
4市は2002年度中に住民投票条例を制定する。
―との記事がありました。
以上は一例ですが「市町村合併は住民の立場から」のものでなければならず、市町村 長や、一部の職員が思い込みで進めては将来禍根を残すのではないでしょうか。
*21世紀の鈴鹿市民がどこに向かうのか、住民の意思で決めたいと願う人々に鈴鹿市はどのように対応するのでしょうか?
本日は、自然を愛し鈴鹿市を愛する市民として、「住民投票」の必要性を感じました ので、その想いを紙風船に乗せました。
是非とも、皆さんのご意見をお寄せください。
鈴鹿市議会議員 原田勝二