紙風船 #28

二期目の選挙戦から学んだこと!
2003.05.04

 私は、市議会議員という職業を選んだことにより、家族はもとより親戚、友人、知人に、こんなにも、辛い思いをさせる等と思いもしていなかったのです。

4年前、新人としての選挙戦は無我夢中で、このようなことを考える余裕も無かったのでしょうが、今回、2期目の選挙を戦い、そんなことを思う毎日でした。

議場で、いい気持ちになって?一般質問をし、いっぱしの議員面をしていた自分ではなかったのか、4年間の議員活動はきちんとしていたのか、等、反省の日々でしたが、

幸い、皆様から、4年間の議員活動には100点満点は頂けませんが、75点ぐらいは頂けたようで、応援の声もありがたく頂戴いたしました。

結果は、2635票で前回より63票の減ではありましたが、複数回数当選議員各位の獲得票の減数からみれば、よく持ちこたえて頂きました。

ありがたく思っています。

 4年前、私は議員活動として2つの行動指針を立てました。

1つは、地域の情報を出張所で得るということです。

その為に、毎週1回以上の出張所訪問を4年間継続いたしました。

その結果、3代の所長さんと、27自治会の総代さんとの出会いがあり、非常に良かったと思います。

2つは、市域全体のことを考え毎回議場で一般質問をすることにしました。

さすがに、当選月の翌月、つまり、平成11年6月議会は準備不足も有り、できませんでしたが、その後、9月議会から連続15回の一般質問をいたしました。

私は、これらを反省しまして、回数を多くこなしたのではなく、貴重な経験、体験をさせて頂いたことに、感謝を致しております。

二期目の選挙戦を迎えたとき、冷静に対応できた自分の心境に、これら2つの行動指針が間違っていなかったことに気付きました。

昔から「へいぜいようじょう」とか「へいぜいおうじょう」とか言われますが、1460日の議員生活が、日々、大切に送られていたのかを検証された2期目の選挙戦だと思いました。

これからも「志在千里」を忘れず、皆様の声が鈴鹿市政に反映できるよう、現在の市議会議員という職業を通じて、社会に奉仕をしたいと思います。

本日は、2期目の選挙戦を終えたばかりで、少し硬い紙風船となりましたことをお許しください。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: May 9, 2003