まもなく暑い日々がやってまいりますが、そんな時、手にする「うちわ・団扇」や (せんす・扇子)にも、日本人は遊び心を生かした物づくりが生かされていますね。
また、これらを文字に表すとき、普通は うちわ・を・団扇・と書きませんし、扇子はせんす・と書かないことも興味深いものがあります。
暑い中、涼をもとめて扇ぐ・扇子やうちわ・について想いを巡らすとき、いつも何気なく使っている「ひだりうちわ」の言葉の意味を知りたくなりました。
広辞苑には、ひだりうちわ 「安楽な暮らしの境遇のたとえ」 となっていました。
また、ひだり は 「昔、左右に分かれた官職の左のほう、古くは日本では左は右より尊重された」と書かれていました。
つまり、尊重された官職の暮らしは安楽な安定した暮らしだったのでしょう。
しかし、うちわ は庶民的であり、官職は扇子を使ったのでは? と思いましたら
やはり、ひだり扇 の言葉があり、意味は ひだりうちわ に同じでした。
あなたは、ひだりうちわ で生活をしていますか。
私の、心はいつも ひだりうちわ です。
そんな思いで、この夏を涼しげに乗り切りましょう!
本日は、暑さ対策の うちわ 扇子 を持ちながらの紙風船でした。
鈴鹿市議会議員 原田勝二
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Last modified: July 1, 2003