本照寺は、稲生町の東のはしに位置しています。当寺の起こりは、寛正6年(1465)に開基明円上人が住まわれたことから始まりますが、今の南北に長い敷地は、寛文8年(1644)にこの地に移ってからと伝えられています。屋敷林に囲まれており、北は田園が広がり、サーキット道路から遠景を臨むことができます。
車で来られる場合は、サーキット道路の洋菓子店(エトワール・F・フィランテ)から南に約1q入ってください。当寺の前には、小僧さんの絵の看板があります。
<本堂>
元禄15年(1702)に、本堂の柱立が始まったという記録があります。
その後、享和2年(1802)に再建され、約180年の間、風雪に耐えていましたが、昭和60年(1985)に鉄筋コンクリートで新築されました。
<山門>
当寺の正門にあたります。山門前の石橋は、宝暦年間に造られ寄贈されています。門扉のある山門は、昭和60年(1985)の本堂新築の時に創られました。
<園林館>
昭和60年(1985)の本堂新築の時に創られました。同行の方々の会合や女人講・子ども会等の活動で利用しています。
園林館の名称は、仏教を開かれたお釈迦様(ブッダ)が寄進をうけた「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」と「竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)」から1字ずつ頂いて名付けたものです。
<本照寺グランド>
もとは畑地であったところをグランドとして整備しました。少年ソフトボールの活動や地域のクリケット等に利用されています。
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