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                            ブナの取り木、直し


昨年(~15年)春、取り木しましたブナです。
上手く発根していなかったのでやり直し


作業日 H17.3.13


平成17年3月13日のくらぶの講習会に、日本盆栽協会、『盆栽春秋』ばで講習会の様子の取材に候補として、選ばれましたが
掲載されるかどうかは判りません。

平成17年3月初旬の、親木から切り離す前の状態です。

講習会の前に、剪定したい所を、印を付けました。

根元の苔、汚れが気になる。

幹に、着いた汚れや、苔をガンで綺麗に落とす。

いよいよ、剪定に(先生に任しました)頭部の太い所を切り落とします。


先生に不要を枝を整理し手頂きました。

黒のポリポットを取り除き、発根を確認。概ね全体から発根している。

発根しているが、少し根が細い。

発根していても、根が細いので,木質部をつけたまま、植えつけます、無理に処理をすると、細い根を傷め、焼け込みの原因にも
なります。2年後の植替えの時には、発根した根の元まで、腐っていて処理が楽です、私は、太い素材の取り木の処理は何時もそうしています。

木が、風などで動かないように、しっかり紐で固定します。

先生の解説などは、平成17年年6月号盆栽春秋をご覧下さい。



発根を確認
作業日 H16.10.21

鉢の底から発根を確認。赤い矢印の部分 底から出る根は、鋏などで切り取る。そのままに
しておくと、この根が養分をとり他の根が育たない。

昨年(~15年)春、取り木しましたブナです。今から取り木上げ致しますがうまく根が出ていますかどうか。
作業日 H16.4.13

ブナは太りやすいので傷口は何も付けずに綺麗に削るだけ、カットパスターなどの癒合剤などを付けると、むしろ瘤になり易い。

ポットの上から覗くと少し発根が見られるが、触ってみるとゴツゴツしてる、チョと心配。

ポットを外した状態。

やっぱり全体に良い根が出ていない。





土を落としてみると、カルス状このままにしておと、八方根にはならない。原因は昨年の取り木時期が遅かった。ブナ、楓は太りが早いので2月中取り木かけすること。やり直すのですが叉来年もこの様かも来年は2月にチョト覗いて駄目なら2月に叉やり直し。

カルス状の瘤を綺麗に取り除く。






綺麗に削り、4mmのアルミ線を上に巻きつける。


発根剤等は一切つけません,ブナはつけないほうがかえっていい。アルミ線の上に軽く水苔を巻、水苔が落ちないように、棕櫚縄などの腐る物で巻きつける、外す時に楽だから。

+

黒のポットに、培養土は赤玉土、冨士砂1:1で


来年の2月までこのまま待つ、うまく根が出ているようなら、4月中ごろ取り木外し、駄目なら次は2月にやり直し。

盆栽手入れ