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フカヒレ君 SL･S

フカヒレ君は効果的に運用する事で、車体のドラッグ低減と整流を可能としたデバイスです。

フカヒレ君はボルテックスジェネレーター単体でモデリングした汎用設計です。車種 好みに応じて取付個数や位置、角度を自由に設定出来ます。通常セダン、クーペタイプであればルーフ後端に10cm間隔位で並べて貼り付けますが、アンダーパネルの整流フィン等用途は無限です。

また製品を独立した単体とする事で車種を問わず自由なレイアウトが可能です。

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効果

・ドラッグの減少
ルーフ〜車両後部に発生する気流の剥離点を移動する事で、抵抗の原因である圧力の低い剥離域を縮小し、車体全体での抵抗を低減させます

・ダウンフォースの増加
リヤウイングを装着している車両の場合、ウイングにより多くの整流された速度の速い気流を導くことでリヤウイング効率を上げ、ダウンフォースが増大します。


・直進安定性の向上
横向きに乱れる気流を防ぎ、空気をまっすぐ後方に導く為直進安定性が向上します。

　　

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技術解析

ボルテックスジェネレータ の意味は
【ボルテックス＝渦流 　ジェネレーター=発生装置】と説明できます。
原理自体は古くからある物で、航空機の翼や新幹線の一部、ゴルフボールの凹み、F1のバージボード等も気流の剥離を制御すると言う同じ目的で活用されています。

空気は壁面に沿って流れる物ですが、乗用車の場合ボディー表面との摩擦抵抗と粘性の為 失速していきルーフ後端〜リヤウインド付近でボディー表面より上の部分を流れる速い気流に引っ張られ気流が剥離します。　剥離ポイントの手前にフカヒレ君を設置する事で縦渦流を発生させ、流速の速い上層部から失速している下層へ流速エネルギーを補給する事で、気流の剥離を制御し車両の空力特性を改善します。