イセI型 ミャンマーにて

昨年7月にミャンマーに旅立った「イセI型」。現地にて、“ミャンマー仕様”に改造され、 今年早々にも運転が開始されるようです。
12月11日から16日にかけて、ミャンマーを旅行された、kiha852様から、現地の貴重な写真を頂きましたので、 こちらに掲載させていただきます。改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

※このページ内の文章は、kiha852様から頂いたレポートを参考にして記述しております。
※写真はすべて2005年12月15日、ミャンマー国鉄ヤンゴン環状線「インセイン車両基地構内」にて撮影されています。

ミャンマーでの撮影時の注意事項

ミャンマー国内の治安は大変良いものの、鉄道は「軍事機密」の延長ということで、基本的に「撮影禁止」となっています。 撮影にはミャンマー鉄道省発給の正式な「撮影許可証」が必要となります。 インセイン鉄道車両基地に入る際も、入口でボディーチェック、荷物検査があったそうです。 撮影ポイントとして、「ヤンゴン中央駅」がきれいに撮影できるそうですが、ここは、軍と警察が24時間体制で監視しており、「撮影許可証」があっても、当日の現場警察官・軍人によっては不許可となる場合もあるそうです。 撮影の最中には、後方で必ず、軍または警察の監視があると思って下さい。そのため、何かあったときに交渉ができるよう、現地旅行会社で手配してくれる、日本語ガイドをつけることを強くオススメします。 また、構えるカメラのレンズが、「迫撃砲」か何かに間違われることがあるそうですので、「沿線走行撮影」はやめた方が良いと思います。

ご覧頂いている皆様にお願いがあります

ミャンマーへ旅立った「イセI型」ですが、伊勢鉄道から業者を通してミャンマーへ送られました。 直接送られたわけではありません。 そのため、車両についてのノウハウを伝えられなかっただけでなく、取り扱いの説明書すら1枚も ない状態となっているそうです。
現地では、手探りで作業を行わざるを得ない状況で、このままでは、車両を壊してしまうだけでなく、 事故をも起こしかねない状況になりえます。

そこで、皆様にお願いがあります。「イセT形」の運転方法や整備方法に関する「取 扱説明書」がございましたら、ご提供いただけないでしょうか?もちろん、日本語のままでOKですし、 差し支えのない範囲のもので構いません。

お送りいただいた資料は、責任をもって管理し、kiha852様を通じて、ミャンマーのインセイン鉄道車両基地へ送付いたします。 また、上記目的以外に使用しないことをお約束いたします。ご提供いただける方は、 メール にてご連絡ください。よろしくお願いいたします。

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