加佐登神社・白鳥塚の紹介

概況

月別咲く植物の配置図

ちょう・鳥・人の集う植物の配置図

森の環境測定 (手入れのレベルによる雰囲気の違いを照度等で測定)

概  況 
面 積  約7ヘクタール

付近見取り図

加佐登神社全体では東西に約500m,西側約100m弱,東側約200m弱の台形
高低差 歩いた感じでは約30mぐらい
由 来 日本武尊の墓と言われている。
ここで崩御後白鳥(しらとり)になって飛んでいったとの伝説
大きさ 直径約80mの三重県内最大の円墳,県指定
特徴 白鳥塚正面 本来は石で葺かれていた,現在は一部に痕跡がある
太陽の道 三輪山を基点とした黄道の一種
ここは夏至の日の太陽の道の通過点のひとつ
植  生
樹 木 紫つつじ,ひのき,杉,玉みずき,くぬぎ,椎,桜その他約150種
その他 かたくり,水仙,はすなど
アルバム 適当に見繕った写真集

月別開花樹木配置図

1月 睦月 (むつき)
いわれは身分や年齢に関係無く、仲睦まじく過ごすという「睦び月」,睦月草木の萌えきざす「萌(もゆ)月
1月6日ごろ 小寒
1月20日ごろ 大寒

1月のたのしみ
きのこの菌打ち作業
しいたけ・しめじはくぬき・こなら,なめこは山桜が良い

咲く花
蝋梅(黄色の花),日本水仙,山茶花,

常緑樹の根は寒くても活動期に入り,新緑を迎える準備をし始めています。

2月 如月 (きさらぎ)

 「草木張月」の意味で草木の芽が張り出す

節分 2月3日ごろ        

立春 2月4日ごろ,

「気温の春」である「立春」が現在旧暦と言われている太陰太陽暦の年初とされるようになりました。立春は「雑節・八十八夜・土用・二百十日」などの起算の日。

雨水 2月19日ごろ

雪がとけはじめて、雨が降るようになる季節。農耕の準備はこの雨水を目安に始めるとされてきました。

春の一番花は福寿草

3月 弥生  (やよい)

木草弥生(きくさいやお)い茂る        草木の生い茂る月       

啓蟄 3月6日ごろ

冬眠していた虫が這い出してくる季節

春分 3月21日ごろ

春を2つに分ける、春の半分の時点と言う意味。昼夜の長さが同じになり,太陽が真西に沈む。  

梅の花が終わったら2〜3芽残して剪定したら来年も花や実がつきやすい

4月卯月 (うづき)

「卯の花」が咲くから,他に田に苗を植える「田植苗月」 

清明(せいめい)4月5日ごろ

さっぱりとして明るくなる季節

穀雨(こくう)4月20日ごろ

百穀を生じる春雨が降る季節。種まきの好機、この時期の雨が長いことを「菜種梅雨(なたねづゆ)」といいます。      

5月 皐月 (さつき)

田植えの早苗を植える早苗月

立夏(りっか) 5月6日ごろ

小満(しょうまん))5月21日ごろ

麦が穂をつける季節。小満とは万物がだんだん長じて、天地に満ちはじめること。

ぼたんの花は咲き終わる前に花を摘む。実が出たり花が腐る時病気が発生。できれば手で折ろう。

6月 水無月 (みなづき)

 梅雨が終わり水もかれる,他に田に水を張る「水張り月」

芒種(ぼうしゅ)6月6日ごろ

芒(のぎ)のある作物、つまり田植えの季節。

夏至(げし)6月21日ごろ

昼がもっとも長い日。夏至線は北回帰線ともいい、太陽はこの線の真上を通過します。

あじさいの花は七変化。花が終わったらドライフラワーに,一年中楽しめる

ふじの花を来年もみるために実を付けないようにしよう

7月 文月  (ふみづき)

稲の穂の「含月(ふくみづき)

小暑(しょうしょ)7月7日ごろ

この日から暑気に入り「暑中お見舞い」が出されるようになります。

大暑(たいしょ))7月23日ごろ

大いに暑くなる。夏の土用はこの季節に入ります

早春に咲く山野草は暑さに弱いので,落ち葉や草刈をした草で覆ってやると健やかに眠りにつく

8月 葉月 (はづき)

「稲張り月(ほはりづき)」

立秋(りっしゅう)8月8日ごろ

暦の上では秋。この日より季節の挨拶は「残暑お見舞い」になる。

処暑(しょしょ)8月23日ごろ

暑さがおさまって,穀物が実りはじめる。昔から「二百十日」と並んで台風の来る特異日。

かたくり・福寿草・一厘草など日本古来の山野草が生えている所(落葉樹の下が一般的)の草刈は直射日光で球根が死んでしまわないよう9月以降に

台風は植物の繁殖の手伝いや森の大掃除をしている。しいの木が西日本に多いのはしいの実が台風によってばらまかれているから(かし・くぬぎなど実は9月には熟していない)。このまま地球温暖化が進むと台風が頻発し,椎や楠が落葉樹林を侵略し暗い森にかえてしまうと思われる

9月 長月 (ながづき)

「稲刈月」「稲塾月」

白露(はくろ)9月8日ごろ

秋の気配が本格化、草花に宿る露が秋の趣を感じさせる。

秋分(しゅうぶん)9月23日ごろ

昼と夜の長さがほぼ同じになります。

10月 神無月 (かんなづき)

翌月の新嘗(にいなめ)の準備として新酒を醸す月「醸成月(かんなめつき)」

寒露(かんろ)10月9日ごろ

晩夏から初秋にかけての草花に宿る露のこと。

霜降(そうこう)10月24日ごろ

霜降は文字どおり「霜が降る」。

このころ,はやくも早春にさく山野草が土のなかで活動期に入ってます

11月 霜月 (しもづき)

「食物月(おしものづき)」

立冬(りっとう)11月8日ごろ

冬に入る最初の節。

小節(しょうせつ))11月23日ごろ

寒さもまだそれほどでもない季節。

? 樹木の冬眠が始まる。

? 葉のなくなった樹木のかんばつが始まります。その資源で炭焼きがスタート。

? 赤や黄色の紅葉の葉っぱ,その色ごとにさまざまな微生物が共生し腐葉土を作っている。

12月 師走 (しわす)

みな忙しく師匠といえどもちょこちょこ走る

大雪(だいせつ)12月8日ごろ

冬至(とうじ)12月23日ごろ

昼が一番短くて夜が長い日。冬至は「ゆず湯」に入るなどの風習がある。

一年間の植物の働きに感謝の気持ちで寒肥をしましよう。油粕が一般的,米ぬかでもOK。

12月25日ごろ,落葉樹は2ヶ月間の冬眠からさめ水を吸い上げはじめ新芽も出始める

集う別配置図

蝶が集う草木
鳥が集う草木
人が集う草木