紙風船 #40

武士道
2004.03.27


ラストサムライの影響を受けて先日、新渡戸稲造(著)奈良本辰也(訳・解説)の「武士道」を購入し読んでみました。

私は、20歳から仕事の関係で「剣道」を始めまして現在に至っていますが、武士には刀がつきもので、剣道はその刀を使う時代に必然的に生まれたものと、私なりの理解をしています。

しかし。現在刀を使う場所が無いのは皆様もご承知の通りですが、私達は日頃から剣道の訓練をして武道の何たるかを肌で感じようと努力いたします。

また、市中においてさまざまな剣道大会が行われることも、何も違和感は無く自然に受け入れています。

日本人が総て剣道を理解し、又は、それを訓練してはいませんが、感覚的には感じることができるものと思います。

本の中に「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」などが解説されていますが、この言葉は、多くの日本人がうなずける言葉だと思います。

また「武人の究極の理想は平和である」とも書かれていますが、刀を適切に使い無用な争いは行わないことこそ、真の武士道だと私も大いにうなずけます。

恥を知る!

日本には昔から言い古された言葉が多くありますが、この、恥を知る、という言葉も意味深い言葉ですが、いろんな世代を超えてお互いが恥を知ることが理解できれば、武士道に一歩でも近づくことができるのではないかと思います。

いずれにいたしましても、私にとっての武士道、皆様にとっての武士道、それぞれに解釈の違いがあってもいいではありませんか。

この機会に、皆様も自分の武士道を見つけてみませんか?

 本日は、武士道についての考え方を紙風船に乗せてみました。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: March 28, 2004