春雷
2005.04.28
4月26日のお昼前、いっきに空が黒くなり、突然の強風と共に、大粒の雨が降り出しました。
その間、わずか何分だったでしょうか。
いきなり、ドーンと落雷の激しい響きを耳にし驚きで体がこわばりました。
と同時に、電気が消え、冷蔵庫の音がやみました。
静けさの中、身を固めていましたが思い直し電気のブレーカーを引いてみました。
パット明かりがともり冷蔵庫の振動音も戻ってきました。
自然の猛威、驚異に、人は成すすべもなくただ見守るだけです。
まさに、神、仏、がそこに宿っているようで、こんな時、人は自然の前に無力さを思い知らされます。
人は自然から恵を得ますが、一方、自然は無慈悲にも災害をもたらせます。
春雷、春の雷と書けば何かやさしい雷さんのようですが、昔から・・地震、雷、火事、親父・・・とのたとえ話にもあるように、怖いものなのですね。
春の眠りから目を覚まされた一瞬でした。
鈴鹿市議会議員 原田勝二