紙風船 #53

春雷
2005.04.28


4月26日のお昼前、いっきに空が黒くなり、突然の強風と共に、大粒の雨が降り出しました。

その間、わずか何分だったでしょうか。

いきなり、ドーンと落雷の激しい響きを耳にし驚きで体がこわばりました。

と同時に、電気が消え、冷蔵庫の音がやみました。

静けさの中、身を固めていましたが思い直し電気のブレーカーを引いてみました。

パット明かりがともり冷蔵庫の振動音も戻ってきました。

自然の猛威、驚異に、人は成すすべもなくただ見守るだけです。

まさに、神、仏、がそこに宿っているようで、こんな時、人は自然の前に無力さを思い知らされます。

人は自然から恵を得ますが、一方、自然は無慈悲にも災害をもたらせます。

春雷、春の雷と書けば何かやさしい雷さんのようですが、昔から・・地震、雷、火事、親父・・・とのたとえ話にもあるように、怖いものなのですね。

春の眠りから目を覚まされた一瞬でした。



鈴鹿市議会議員 原田勝二


[TOP][更新履歴][市政目安箱][プロフィール][五つの約束][活動予定][足跡]
[委員会報告][視察報告][一般質問][紙風船][掲示板][歴代看板集][リンク集]

ご意見・ご感想・お問い合わせはこちらまで
shoji-h@mecha.ne.jp

Last modified: May 1, 2005