紙風船 #55

「だんどり」と「あたらしい公」
2005.06.28


雨にぬれないように重い荷物を外に出す、そんな「だんどり」が「あたらしい公?」

私は、市議会議員として議会活動に従事していますが、よく、「行政と議会は車の両輪のように協力し合って市政運営にあたらなければならない」との言葉を耳にいたします。

この言葉に異論はありませんが、公務員の仕事、特に行政マンは何をすべきなのか?

先日、そんなことを考えながら雨の日、資源ゴミとなる新聞紙を集積場に運びました。

その日の手順は、先ず、先ず玄関の戸を開放、続いて門扉を開放、続いて傘を開けておく、そして、左脇に新聞紙の束をはさみ、左手に新聞紙の束を持つ、その後、開いた傘を右手に持って集積場に向かうというものでした。

わたしは、このとき「あたらしい公」行政のあり方は、納税者である市民の希望に対しそのことが滑らかに、「だんどり」良く運ぶことができる体性をとり、先々と準備してゆくことではないかと思いました。

雨の中、傘を差して重い荷物を持って外に出ようとしている市民、いろんな要望が錯綜する現代、理想のように思われるかも知れませんが、公務とはこういうものだという理念を持てばおのずと行動計画が立てられることでしょう。

鈴鹿市の市民憲章には、市民が望むことがかかれています。

これらを具現化し、先々と「だんどり」良く事業を展開することこそ、市民が望む「両輪」だと信じ、私も行政マンと切磋琢磨して日々の活動をいたしたいと思います。

本日は、紫陽花の花が咲く雨の中、資源ごみを運ぶ私の姿を想像して頂き、この記事をお読み頂ければ幸いです。



鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: June 30, 2005