17人の群像その2
2006.04.29
大黒屋光太夫顕彰会の会長を仰せつかって、早や1年の歳月が過ぎようとしています。
1月の紙風船に、「大黒屋光太夫の17人の群像」について掲載いたしましたが、説明不足にて17人の群像がすでにどこかに建立されたような誤解を与えてしまったようです。
実際は、これから、そのこと(17人の群像建立)を皆様にお願いしようとするものです。
世の中、光と影の部分がありますが、光と影は一体であり、ともに大切なことではないかと思います。
漂流民の歴史をひもとく時、多くは無名の人々でありましょう。
指導者の偉大さは良くわかりますが、それに従う協力者の大切さは、生死をかけた漂流民としては人間として平等に顕彰されるべきではないでしょうか。
私が17人の群像を建立したいという理由はここにあります。
皆様、どうか群像建立にご協力ご支援の程をよろしくお願い申し上げます。
尚、大黒屋光太夫記念館では、企画展「光太夫の里がえり」を開催いたしております。
その内容は「帰郷文書」をはじめ貴重な資料の展示を行っています。
是非ともご来館いただきますようお願い申し上げます。
鈴鹿市議会議員 原田勝二