年の瀬に想う
2006.12.31
本年も残すところ、6時間をきりました。
今まさに夕陽が鈴鹿の山々に沈むところです。
このような自然のいとなみは、いつからか知る由もない私ですが、とにかく今年も暮れようとしています。
今年も私達の身の回りでは様々な事がありました。
良いこと悪いことの基準は被害者や加害者の立場によって、また利害関係によってその判断は変わるところですが、そんなこととは全く無縁の次元で、悲しい出来事が多くありました。
今こそ、理不尽な人々に、朝陽や夕陽の輝きに感動し、また、大雪には驚き一方では喜ぶなど、雪ひとつにしましても人々の行動には大きな影響を与えることがあるなど、何事も人間中心の小さな世界から視野を自然に向けることの大切さを訴えたいと思います。
理屈を言い合っても所詮人間世界のつまらぬ小理屈が多くあります。
本日は、大晦日であることから、先ほど次男が神棚にあげる「お神酒」「おかがみさん=お餅」について、どうやってあげればよいのか「理屈を超えたこと」聞いてきました。
日本人の伝統文化のあり方にも賛否はありますが、私どもでは神仏一如で信じています。
信じることがあることにより、他人に危害を加えることなく一年を過ごさせて頂くことができたようです。
さて、国内外の情勢が激しく変化する時代、日本のリーダーが変わりました。
21世紀の荒波は並大抵の船長では座礁の恐れもあるでしょう。
日本人として、乗組員として、全員の力を結集することが大切だと思います。
私と致しましては、来年こそ「松明は自らの手で持ち」歩き続けたいと思っています。
私のHPをご覧の皆様方のご支援を宜しくお願い申し上げます。
亥年が皆様にとりまして、良き年となりますようご祈念申し上げ、本年の紙風船を陸にあげさせて頂きます。
ありがとうございました。
鈴鹿市議会議員 原田勝二