紙風船 #83


2007.12.04


風があたたかい陽射しの中で菊の花におじぎをさせている。

風がひゅーひゅーと泣きまねをして、ここにいるよといっている。

風がとびらのすきまから入ってきて、こんにちはといっている。

私たちは自然のなかにはみえないものがいっぱいあることを知っている。

知ってはいるが、ひごろは生活の中でわすれている。

忙中閑有りの心境にて、風のそんざいに気づいてあげよう。

北風が南風に変わる日を待ちながら。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


[TOP][更新履歴][プロフィール][五つの約束][活動予定][足跡]
[委員会報告][視察報告][一般質問][紙風船][歴代看板集][リンク集]

ご意見・ご感想・お問い合わせはこちらまで
shoji-h@mecha.ne.jp

Last modified: December 4, 2007