真実と偽り
2007.12.27
平成19年の言葉は「偽」でした。
偽りは全ての人間にとって、大なり小なり関係がない言葉ではないと思いますが、自己の責任を逸脱した行為は、作為につけ不作為につけ余り宜しくないことだと思います。
さて、最近はよく「有識者」という言葉が使われます。
特に行政の世界、市政運営等には欠かせないようです。
鈴鹿市においても「有識者からの答申」を大切にされ、市政が運営されています。
この行為に異論はありませんが、私は「有識者の答申」が全てだという考え方に少し疑問を感じています。
答申を尊重する姿勢は大切ですが、その意見に対して市政運営にあたる行政マンの意見も相容れられているかということです。
つまり、その事業を担当する「現場の意見」「市民の意見」が反映されているということが、真に有識者の意見を生かすことになるのではないかと思います。
「真実は現場にあり」私が会社経営の経験の中で学んだ言葉ですが、市政運営も同じではないかと思います。
また、市政運営において、経営感覚とかサービス業、更に「シティーセールス」と言う言葉が日常的に使われるようになりましたが、私は、やっと地方自治法の精神を真正面から取り組むようになったと喜んであります。
三重県内では14市がそれぞれの特徴を生かし、切磋琢磨してシティーセールスを行うこととなります。
私は、シティーセールスで最大の売りは「行政マン」つまり「市長と市の職員」の皆さんだと思っています。
来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、平成20年3月の定例議会での私の一般質問の課題は「シティーセールスの真実」について行う予定です。
平成19年を締めくくるにあたり、
(1)正しいものの見方 (2)正しいものの考え方 (3)正しい言葉 (4)正しい行い (5)正しい生活
(6)正しい努力 (7)正しいおもい (8)正しい心の統一
の八正道の言葉を唱え、来る年を迎える準備をしたいと思います。
鈴鹿市議会議員 原田勝二