徳を積む
2009.11.02
早起きは三文の(徳)・・・早起きは三文の(得)。
徳(品性、恩恵)・・・得(利益、有利、お得な品、損か得か)。
高齢化と共に、朝の目覚めが早くなってきたこの頃、早起きは三文の(とく)という言葉の大切さを実感し実践いたしております。
徳を積むのなら「陰徳を積む」ことの大切さを母から聞かされてきました。
一日24時間は貧富の差に関係なく私達に平等に与えられた大切な時間ですが、言い換えれば、私自身がどのように使おうが他人様には関わりのないことであり、まさに自由な時間なのです。
人は他人に使われることは嫌がり、時間に縛られることも嫌がります。
しかし、自分からその時間の使い方について陰徳を積むという意識の下で過ごす人が何人いることでしょう。
若いときから、こんなことを考えて実践している方々は、立派に成功されていることと思いますが、凡人である私はこの歳になってこのようなことに深く気づかされました。
これから先は「損か得か」ではなく「徳を積む」ことができる人生でありたいと思います。
鈴鹿市議会議員 原田勝二