紙風船 #107

この国のかたち・その四
2010.03.01


 昨日、TV番組の中で、蓮池 薫さんの放送をみました。

彼が語る「ひとこと」は奥が深く、実体験の厳しさが伝わってきました。

しかし、伝わってきたと表現するには、余りにも困難な事実であり、真に理解しえない部分が多くありました。

拉致という形で生きることは、想像を絶することなのでしょう。

 彼が語った言葉の中で「絆と夢」については最も印象的でした。

生きるとは、絆を大切に守ることであり、守れることができる社会であること。

生きるとは、夢を持つことができることであり、その夢の実現に向かって努力できる社会であること。

私なりに、彼の言葉を聞きながら、・・・・することができること。

つまり、絆や、夢をもつことができないことが、いかに生きられない社会をかたち作ることかを教示された思いでした。

 我が国は罪刑法定主義を採用し、法の下に平等であり自由に社会生活を営むことができますが、今いちど「絆の大切さ」「夢の大切さ」を「この国のかたち」として問い直したいと思いました。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: March 3, 2010