紙風船 #109

この国のかたち・その六
2010.05.15


 「この国のかたち」について、これまで (1)教育の精神 (2)公務員の奉仕 (3)地域主権 (4)拉致と外交 (5)政治家の倫理 について意見を述べてきました。

標題とかけ離れた感がある点はご容赦を願います。

 本日は (6)議会について述べたいと思います。

議会は議員により構成されることは自明の理ですが、民主主義下における議会は多数を有する考え方持つ議員集団がその議会の方向性を決すると言っても過言ではないと思います。

今更ではありますが、議員は、市民・県民・国民が、市町村議員、県議議員、国会議員を選ぶこととなっている訳ですから、議会の構成員を選ぶ側にその責任は重大です。

特に、国会議員については国民の生活に直結する法律を定める最高機関(国会)に所属する議員であることを重ねて認識しなければなりません。

尚、市議会においても会派制度をとる市が多く存在し、所属する議員数が多い会派の意見が概ね通る仕組みとなっていますが、当市は現国会のように一党一会派が過半数を持つには至っておらず少数意見も生かされる健全な議会だと思います。

 何れに致しましても、明治維新以来の、国・県・市町村の三層構造行政は、国民の人口や年齢の推移を考察し、ここらで制度疲労から回復する制度に改めなければならないと思います。

私ごとですが、市民の負託を受けて、市の議会に選出された初心を忘却することの無いように致したいものです。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: May 16, 2010