この国のかたち・その八
2010.07.04
浅学の私が論ずるのはおこがましいと知りつつ、このシリーズに挑んでいますが、日本の歴史をひも解きながら、その都度おもうことを勝手に述べています。
国とは何か、国民は何をなすべきか、その時代によってなすべきことは異なるが、現代は何が必要で、何を排すべきか。
私は、今後の日本の繁栄は、一に国土への均一人口移動が重点事項であると思います。
需要と供給はバランスが良くて、その発展が望まれることから、均一とはいかなくとも、一極集中や過疎という現象は避けなければなりません。
需要を国内から国外へ求め続けることは、まさに先の苦い体験を生かすことにならない国策なのです。
情報化時代、情報の共有は超国家時代であり、超人類時代だと思います。
政治は、この国の理念を明確に示し、国民に理解を求め、その上で戦略や戦術、そして政策を実施しなければなりません。
政治は誰の為にあるのか、使い古された言葉ですが、現代に問われるキーワードだと思います。
鈴鹿市議会議員 原田勝二