紙風船 #116

鈴鹿市のかたち、その三

2010.12.02


 前回は、経営戦略室を詳しく述べましたので、その必要性はご理解して頂けたかと思いますが、国、県、市町村の三層構造を理解し、鈴鹿市の独自性を出すには、一刻一刻変化する政治情勢に素早く対応しなければなりません。
それには、鈴鹿市の職員の意識改革が必要であり、気力・体力の充実が望まれます。
そして、「カエサル」のようにはまいりませんが、知力に優れ・説得力があり・自己制御の能力にたけ・物事を持続する意志が強いリーダーの養成が必要です。

 本日からは、鈴鹿市の強みを生かす施策を述べたいと思います。
その① 鈴鹿墨を生かした、書道特区を申請する。
近隣の四日市市は「万古焼」を地場産業品として世界に販路を求めています。
鈴鹿市は、鈴鹿墨を生かした書道特区を申請し、この地から日本文化を世界に発信してはいかがでしょうか。

 県内や国内の書道大会を鈴鹿市に誘致し、鈴鹿墨を使って頂く機会を設けることが大切だと思いますが、現時点では、足元の市内の学校で書道の時間をより多く取って頂き、特区意識を芽生えさせて頂くことが肝心だと思います。
日々の授業の中で鈴鹿墨に慣れ親しんで、その墨の深さを学ばせて頂きたいと思います。
書は人格を表すとも言われています。
書道特区は全国にて展開されていますが、特産の鈴鹿墨を生かした教育が、鈴鹿の未来を明るくすることと信じて提案いたします。

鈴鹿市議会議員 原田勝二


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Last modified: December 3, 2010