原田勝二の一般質問


○2006年12月 一般質問

質問日時
2006年12月13日
質問テーマ
1. 人と文化を育む街づくりについて
(1) 一周年を終えた大黒屋光太夫記念館を省みて
a. 来館者数は
b. 来館者の満足度は
c. 館長配置の必要性は
(2) 若松公民館の跡地利用について
a. 茶屋構想について
(3) 新鮮な情報の提供について
a. 案内看板の整備について
b. 観光文化の融合パンフレットについて
(4) 23行政区の地域文化の発掘と創造について
a. 地区旗は、いつ、何のためにつくられたのか
b. 地区旗の活用について


■ 回答

  1. 人と文化を育む街づくりについて
    人と文化を育むことの重要性は共通認識であり、鈴鹿市としては今後とも重要施策の一つとして取り組んでゆく。
    (1)一周年を終えた大黒屋光太夫記念館を省みて
    a. 来館者は昨年11月13日の開館以来9807人来館されました。
    b. 満足度については、50人のアンケート結果から、特別展示は好評であるが、展示方法や、暑さ寒さについて休息の場所が付近に無いことや、館の案内方法に不満があった。
    c. 配置は、もうしばらく経過を待ってほしい。
    (2)若松公民館の跡地利用について
    a. 茶屋構想は地域住民と共に協議してゆきたい。時期については、来年度になる見込み。
    (3)新鮮な情報について
    a. 案内板は定期的に修繕していくが、今後は他の事業との関係を考えながら、常に新鮮さを考慮するようにしたい。
    b. 今後は、パンフレットと案内板との整合性などを考慮して作成してゆく。
    (4)23行政区の地域文化の発掘と創造について
    a.b. 地区旗は昭和40年8月に当時の杉本龍三市長が、鈴鹿市の発展を祈念してスポーツの大会に用いたもの。
    現在は29旗あり、一部で貸し出し、他は保管している。


● 回答を得ての感想

  • 大黒屋光太夫記念館の跡地利用については、記念館と同一の敷地内でもあることから、茶屋構想を含めよく検討をして頂き、来館者はもとより地域文化の掘り起こしと創造に寄与するよう願いたいと思います。
    そのことにより、来館者の満足度は更に向上し、更には同館への市民モチベーションも上がると思います。
  • 新鮮な看板やパンフレットの情報は、来市された皆様が先ず目で見てその都市の勢いを感じるものと思います。
    特に公共交通機関の駅前やインターチェンジなどに腐食した看板があれば、その都市の行政マンの意識度が一目でわかるのではないでしょうか。
    サービス業の原点に着目し続けて頂きたいものです。
  • 地区旗につきましては、作られてから40年の歳月が過ぎました。
    その間、時代の変遷がありましたが、地区旗が一部の利用では、故、杉本龍三市長の想いは継続されていません。
    「温故知新」、現在は治安が悪化し子供達はいろいろな事件に巻き込まれています。
    今こそ、地域力(行政区23小学校30)など意識改革が必要とされています。
    地区旗の小旗をつくり防犯活動などに活用されることを強く望むところです。
    また、地域の看板などにも小さく地区旗を描いて地域の方々にアピールするのも一考かと思います。
  • いずれに致しましても、この度の質問は、人とは「市民であり、市の職員であり、私であり」の観念を持ち、その人々を育むことの大切さを視座に、更に、街とは「潮の匂いのする街、花の匂いのする街、ガソリンの匂いのする街」などを視座にし、単に「行政区の市や町や村」の「まち」をいうのではない、そんな想いで質問いたしました。
    川岸市長をはじめ職員方々の前向きなご答弁に、その結果をご期待いたしております。
    政治、経済、文化、はバランスが大切ですが、鈴鹿市が文化のかおりのする街であり続けるよう望むものです。


一般質問の回答につきましては、市議会報、又は(出張所、図書館)にてご覧ください。
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Last modified: January 4, 2007