1、について
鈴鹿市は昭和17年12月に軍都として誕生した特異性がある。
NTT西日本の所有地に現存する旧格納庫は、単なる戦争遺跡ではなく鈴鹿誕生秘話を物語るに充分な価値があり、平和利用に期待が持てる戦争遺跡である。
市長は保存する方法は考えておらず、副市長の中には費用対効果について無駄であるとの見解を示すが、どれだけ費用がかかるのか、耐震などの検査もせず、その平和利用方法すら眼中にないと推察される態度である。
「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」の保存に対する要望は、本来、鈴鹿市が取り組むべき課題である。
今後、NTT西日本と「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」の活動を注視してゆきたい。
2、について
この質問は、平成18年12月に行い4年の経過をみたが、この度、旧公民館を解体するに当たり、その跡地利用について再質問をした。
鈴鹿市はその利用について、前回の質問内容を検討されたようすもなく、ただ、駐車場に利用するという回答であった。
大黒屋光太夫記念館は、旧公民館と同一敷地内にあるが、開館以来、来館者も2万6千人余となり、約7割の来館者は市外(県外)とのことであり、私がこれまで提言してきた(光太夫茶屋構想)おもてなしの施策・地域産業のアンテナ店振興策等について、1日も早い施策の取り組みを望むところです。
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