●視察報告

■視察月日 2013年7月9日(火)〜7月12日(金)

視察先と内容 

 7月10日(水)  宮城県南三陸町
 7月11日(木)  宮城県塩竈市
 7月12日(金)  福島県郡山市

*7月9日と10日の両日、仙台市に連泊して、南三陸町と塩竈市を視察しました。

10日、南三陸町へは柳津駅から鉄道に替えてバスが運行されており、その間は鉄道の復旧工事が行われていました。

南三陸町役場の仮庁舎内にて、担当者が準備した震災のビデオを拝見しながら当時の説明を受けるが、涙なくしては見られませんでした。

千年に一度と言われる津波の猛威は、一瞬にしてまちを消滅させ人々から生活を奪ってしまっていました。

減災・防災という言葉さえ虚しく感じましたが、このことから鈴鹿市にできることは何かを導き出さなければならないと強く感じました。

JR気仙沼線BRT・・・柳津駅からベイサイドアリーナ駅まで乗車

南三陸町役場・・・仮庁舎

防災センターの被災状況・・・津波は屋上まで


志津川中学校からの景観図(被災前)

志津川中学校からの景観(被災後)


南三陸さんさん商店街

南三陸さんさん商店街

11日、塩竈市庁舎内にて、震災ビデオを見ながら説明を受ける。

チリ津波の体験を生かしての海岸堤防の高さ対策も、この度は想定外であり役に立たなかったとのことでした。

港の防波堤について、その高さを示す看板を設置して市民に適切な高さを決めてもらおうとしていました。

港の敷地内は地盤沈下の跡が生々しく残っていました。

視察後、郡山市に移動しました。

防波堤の高さの必要性を市民に示し意見を募集している・・塩竈市

地盤沈下の状況・・港の防潮堤敷き

防潮堤の損壊・・・港の防潮堤

12日、郡山市庁舎内にて担当者から説明を受けました。

東京電力福島第一原子力発電所事故に起因する、放射線対策については種々取り組んでいました。

放射線を除く作業には、国策との絡みがあり時間を要する問題となっていました。

○この度の視察では、テレビ等の報道で知り得た情報と、現場で活躍された職員の体験を合わせてお聞かせ頂くという貴重な経験をすることができました。

視察にて、お世話になった皆様方に感謝を申し上げますと共に、ご冥福と復旧・復興を祈念して視察報告といたします。

放射線量計(東京電力福島第一原子力発電所事故に起因する)

郡山市役所・市議会看板と私


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Last modified: July 18, 2013