娘誕生。天使になった日 常位胎盤早期剥離 入院中のこと いろいろな思い

常位胎盤早期剥離
胎盤はお産が終わってから排出されるもの(=後産)だが、何らかの異常で
赤ちゃんが生まれるまでに、胎盤が剥がれてしまうことを胎盤早期剥離という。
原因不明で突然発症し、母子ともに死亡率が高い大変危険な病気で、
重症の場合はすぐに帝王切開をする。
妊娠中毒症に伴って起こることが多いとされたが、関係なく起こることも少なくない。
これといった予防法はなく、予測がつきにくい。
妊婦さんの200〜300人に1人、発症すると言われる。

これを聞いたとき、正直ぞっとした。そんな怖いものだったの?
胎盤が剥がれると、赤ちゃんに酸素がいかなくなるため、危険な状態にさらされるが、
母体の方も、胎盤が剥がれたところから体内で大出血を起こす。
私の場合も剥離状態がひどく、DIC(血液が固まりにくくなる状態)も発症しており、
危険な状態だったという。
幸い、輸血はせずに済み、ひどい貧血程度で済んだけど。
よくよく調べると、症状がさらにひどい場合は、子宮まで摘出しないといけないらしい。

陣痛だと思っていたあの激痛は胎盤が剥離した痛みだったと後で聞いた。

妊娠中、経過は順調で、さほど大きな問題はなく、
体重管理や栄養面なども考えて過ごしてきたのに・・
前日まで本当に元気に動いていた赤ちゃんだったのに・・
なんで?どうして?誰か教えてよ。