娘誕生。天使になった日 常位胎盤早期剥離 入院中のこと いろいろな思い

入院中のこと
入院中は、毎日毎晩泣いていた。授乳室が近くにあったので、
自分の部屋の中まで赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、すごくつらかった。

私も一緒に死ねばよかったのに・・
なんで、私も一緒に連れていってくれなかったの?私も一緒にいきたかった・・。
そんなことばかり考えていた。
生きていくのがつらい。この先どうしていいかわからない。
何をして生きていけばいいのか。毎日がこんな感じで・・。
そんな中、何人もの看護婦さんが毎日私に優しい言葉をかけてくれて・・
特に一人の看護婦さんに教えてもらったことが印象深く忘れられない。

赤ちゃんがどうやってお母さんのおなかにやってくるのか、生命が宿るのかを教えてくれた。

”赤ちゃんの魂は、お空にいっぱい浮かんでるんだよ。ぷかぷかと。
そしてね、あのママに会いに行くんだ〜!って、やってくる。
このとき、赤ちゃんは必ずママを選んでやってくるんだ。
(残念ながらパパではなく、ママを選んでね)
このママにチャレンジ!って感じで、ちゃんとママを分かってやって来る。
だけどおなかに宿った赤ちゃんは、もしかしたら今回のように生まれて来ないかもしれない。
ひょっとしたら障害を持って生まれるかもしれない。
けれども、それはお母さんが乗り越えてほしい、このお母さんなら乗り越えられる・・etc
うまく言えないけど、そういうのをちゃんと分かってやって来るんだ。
この世に生まれ出て来れないかもしれないっていうのを分かって
それでもママに会いたいって、やって来るんだ”

”今回ね、赤ちゃんを(息が出来ずに)苦しめてしまったんじゃないか って思うけど、
赤ちゃんにとっては、そんなことは本当に何でもないんだ。赤ちゃんはお母さんのおなかの中で生きてこられて、それだけでとっても幸せだから。ママが大好きだから”