初めてのカウンセリング 2回目 3回目 4回目以降

3回目のカウンセリング
なぜ、私にこういうことが起こったのか・・考えてもらった。
『そうね・・。産婦人科の先生の言うことを聞きすぎてたんじゃないの?
それで先生の言うことさえ聞いていれば、元気な子が生まれてくる・・。
それがいけないのよ』

つまりは自分の体調なのだから、自分でしっかり管理して自分で見極めろ・・
ということらしい。
だからと言って、おなかの中の状態は見えないから
病院には行くのだけど、私は先生に頼りすぎていたと。

自分は、きっと他の妊婦さんに比べれば体重管理もやっていた方だし
妊娠中に必要な栄養とか十分取って考えていた方だと思う。
なのに、こういうことが起こった。

『あなたには心の余裕がなかったのよ。特に体重管理もおろそかで
太りすぎで大丈夫なの?という人でも元気な子を産めたりするでしょ・・』

”かと言って、今回私に起こった胎盤剥離という怖い病気は
正常に問題なく分娩している妊婦さんでは、おそらくあまりよく
知らない人のが多いと思います・・”と私は言った。

『そういう人たちは、たまたま免れているだけの話。
誰にでも起こりうる事だから。今回あなたは免れられなかった。
それだけなの』

1回目のカウンセリングのとき、私はもし自分の子が障害を持っていたら
今よりもっと苦しむと思う。もっと辛いです・・と、先生に言った。
先生は、何度も私に言う。

『また元気な子を想像しているでしょ?
違うのよ。そうじゃないのよ、あなたの子は・・。
なんらかの処置をして、それでも生まれてきた子は障害を持っている。
あなたは首をふったでしょ?とても辛いって・・。
だからね、そういう子は(あなたの子は)親孝行の子と言うのよ。』

そんな・・。分かってる。分かっているけど、あんなにかわいい顔して
出てきた娘を見たら、とても障害児だなんて思えないよ。
・・・
でも、現実はそうなんだろうな。
赤ちゃんの脳に酸素がいってない状態・・恐ろしい。