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第2次 耳のはたらきについて調べよう。(3時間)

片耳のときと両耳のときの活動を比べて、耳のはたらきを調べます。
「活動を考える→活動する→発表する→再度活動する→発表する」という指導順序です。

Y.ISHIHARA メール
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第1時 耳のはたらきについて、調べ方を考えよう。

発問1 片耳のときと両耳のときの聞こえ方を比べます。どうやって調べたらいいですか。
  • 自分なりの方法で調べさせるようにした。子どもたちから、調べ方を考えられないなら、教師が教える。
  • ここでは、音の大きさ方向について調べる活動となる。
  • 音の出し方は、声を出すか、楽器を鳴らすかになる。
  • 両側に立って友達に音を出してもらい、感じる音の大きさや音の出ている方向を調べる。
  • 両耳と片耳では、音の聞こえる方向がわかるかどうかを調べる。
  • 声の出る方へうまく行けるかどうかを調べる。
  • 数メ−トルはなれて数人が一人をまるく囲み、音を出すようにするとよい。
  • 紙で大きさや形の違う耳を作って調べる方法もある。
  • この活動の方法は、ノ−トに書かせておく。
指示1 調べ方を発表しましょう。
発問2 どうなると思いますか。
  • 自分がどんな活動をして調べるのか、また、どのようになると思うのかと尋ねていく。その中で、音の大きさや音が聞こえてくる方向についての発言があれば注目させてもよい。
  • 発表しているうちに、活動の仕方に不備があることにも気づくことがある。

第2時 耳のはたらきについて、自分の考えた方法で調べよう。

       《準備物》楽器(トライアングル タンバリン など)
指示1 用意して、調べましょう。
  • 活動は、体育館でした。共鳴してやりにくいと思っていたが、そんなことはなかった。
  • 同じ方法で実験する子どうしをグル−プにする。
  • 片耳のときは、指で耳たぶを押さえて活動させた。
  • 準備は子どもたちにさせるが、必要に応じて教師が手伝う。
  • 1回実験しただけでは正しい結果を得たとは限らないので、同じことを何回かするように指示する。
指示2 わかったことを発表しましょう。
  • 片耳では音が小さい。
  • 片耳では音の出る方向がわかりにくい。
  • 紙で作った耳では、大きい耳がよく聞こえる。

第3時 耳のはたらきについて、他の方法でも調べよう。

       《準備物》楽器(トライアングル タンバリン など)
指示1 工夫した方法や友達のした方法でも調べましょう。
  • 工夫した方法や友達のした方法でも調べさせ、理解を深めさせる。
  • この活動を通して、はっきりしなかった点を確かめさせ、自分の考えをより確かなものにさせる。
  • 音を出す人との距離を変えたりする子が出てくる。
指示2 わかったことを発表しましょう。
  • 片耳と両耳では、音の大きさや音の出る方向の違いがわかる。

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