○2008年6月 一般質問
質問日時
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2008年6月10日
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質問の主旨
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通学路の集落間防犯灯の設置については、中学生のご家族から要望を受けまして、これまでに、2004年9月・2005年12月・2006年9月・の議会において3回一般質問してまいりました。 夜間の集落間防犯灯の必要性は、全国各地の通学路において子供達がさまざまな事件の被害者となっていることから、私は粘り強く鈴鹿市に提言してまいりました。 子供たちが部活を終えて帰宅しようとする時に、通学路に防犯灯が無く真っ暗な夜道を自転車や徒歩にて通行する姿を想像してみてください。 いかに危険が潜んでいるか、暗闇が犯罪を引き起こす引き金となっていないのか、その対策は闇夜を照らす防犯灯も危険を回避する一つの手段ではないのか、判断が問われるところです。 教育委員会の調査の結果、集落間の通学路に必要な防犯灯の数は、1178灯(2004年9月調べ)となっています。 現在の設置に対する施策は補助金制度となっており、地域の自治会などにその設置を委ねています。 自治会の皆さまも、自宅付近の防犯灯については責任を持って設置されていますが、集落間については複数の自治会が話し合いを余儀なくされることから、その設置は遅々として進まないのが現状です。 私は、以上のような観点から、安全・安心を掲げる川岸市長に、通学路の集落間防犯灯は市費にて全額負担をし、早急にその設置を望むところです。 子供達の将来を一瞬のうちに奪い去る犯罪者から身を守る環境の整備も、費用対効果という視点からみても、十分に価値ある行政の事業だと思いますが如何でしょうか。 |
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後日談も含めてのことですが、教育委員会・学校教育課は7月に他市への視察を計画しており、早急に補助要綱の見直しや諸手続きの見直しを実施するとのことでした。 その結果を見守りたいと思います。 いずれにしましても、4年間で57灯の実績は論外であり猛省を促しましたが、安全安心を重点施策に掲げる当市として一歩前進される決意に敬意を表したいと思います。 尚、これまでに自治会などの理解を得て設置されました57灯については、新しく見直した要綱の適用を忘れることの無いように再確認を致しました。 |