空き缶を使ったときと、ペットボトルを使ったときの、2つの指導事例を解説
ほとんどの教科書では、「集気びん」を使って実験するようにしてある(「教育出版」だけが空き缶を使っている)。 が、集気びんでは、子どもの人数分理科室に備えてない場合も多く、グループ実験となってしまう。 そこで、全員が一人ずつ実験できるように、空き缶かペットボトルを使って授業する。同じことをしているつもりでも、人によって結果が違ってきたり、予想が外れたりしやすく、子どもたちに「あれっ」と思わせられる。問題意識を持つので、工夫して実験させられる。 このようなことから、空き缶かペットボトルを使って実験させることをおすすめする。 空き缶を使って実験する場合は、空き缶の中に入れた紙が燃え尽きるのか途中で消えるのかを見る実験である。一方、ペットボトルを使って実験する場合は、ろうそくの火が燃え続けるか途中で消えるのかを見る実験である。
「空き缶」の授業 「ペットボトル」の授業